待ち人来たる
マルフクで美味なるホルモンを口にしたので、僕は既にご機嫌。
二軒目探しで西成散策をしていたら、もうすぐ着くとの連絡があったので新今宮駅にリターン。
新今宮駅手前で、阪堺電車が通過するのに遭遇したので、写真に納めました。
最後にこの電車に乗ったのは、確か堺市にある名店ラックにサンドウィッチを食べに行ったときだと記憶しています。この時は新今宮から乗ったけど、阿倍野から乗る方が本数が多いと、その時調べて分かったこと。でもその知識は、以降役に立っていないけど。
再び 新今宮駅。写真使いまわししています💦
やってきたのは、コケティッシュながま口職人 わび助さん。
改札口でジャンプしていないので、今回は写真撮影はしませんでした (^^;)。木津市場ではしていた
当初の予定より約1時間の遅れだけど、やむを得ない事情なので、そこは目くじらなんか立てません。
そしてやってきたのがここ
八重勝
ここは第一順で入るのがベスト。なので10時半開店前に並んでおくことを目指していたのですが、1時間遅れだと長蛇の列。しかも見たことないほどの。前の通路だけでは並びきれないので、脇道にも並んでいました。
行列は店頭でつづら折りになるのですが、一番お店側の列のみ、空調の効いた通路に通されます。扇風機も併設されているので、風があたる場所からみんななかなか動かず、列が全然進まない事態になっていました。(^^;)
結局、1時間20分ほど並んで、ようやく入店。本店側ではなく、通路挟んだ向かいの別店舗。
こちらでも目の前にネタが並んだ特等席。野菜がずらりと並んでいて目移りします。
視線を横に向けると、バッター液とパン粉。バッター液、僕が作るのよりゆるいな なんて考えながら凝視。感心するのは、揚げる方の指が全然汚れていないこと。僕が揚げ物作ると、指にバッター液がついてパン粉まみれになるからねぇ。
そんなことより乾杯、乾杯。ビール、これを待ちわびていたぜ~。
「キャベツは手で取って食べてください」との札が目の前にかかっています。
深窓の令嬢 わび助さんが、なんでこんなこと書いてあるのかしら お箸を使ったらだめなの?
あっそうか、お箸の先がソースに浸かると汚れるもんね と畳みかけるように話をしてきたけど、貴女何度もここに一緒に来てるでしょうが。このお店にはお箸がないから、つまむのは手しかないのです。
どて焼
まずは定番から。令嬢がしつこく尋ねてきます。煮込んであるのに、なんでどて焼と呼ぶの?
むむむ、これについては以前から僕も疑問に思っていたので、これを機に調べてみました。
どて焼きは、出汁がこぼれないように周囲4辺を立てた鉄板で焼くのであって煮込んでいない。たっぷりの出汁ではなく、すじ肉が浸る程度の出汁の量。だから煮込みではなく、焼きとなる。
どて焼きの名前の由来は、立てた鉄板の縁を土手に見立てていることから。
所説あるらしけど、これが一番腹落ちしました。
第一陣 アスパラ、串カツ、とんかつ
わび助さん、肉食のはずなのにアスパラをいの一番に注文。
しかしこのようにバットに串カツが並んでいる絵姿は、見ているだけでワクワクするわ。根っからの串カツ好きなんだろうね、僕は。
第二陣 れんこん
わび助さん、七味をお願いしたので、僕も追従。彼女は常に料理を辛くすることを好むのです。僕のように女性に甘い人間は、彼女からハバネロシャワーでも浴びせられるかもしれないな。油断できんぞ。
第三… やめんか~い!
第三陣 きす
これはソースではなく、塩で食べます。サーブするときに、既にかけられています。
第四陣 トマト えび ウインナー ししゃも
バットが串で埋まっている姿を見るとなんだかホッとします。空白恐怖症かいな。
撮らないの? とわび助さんが尋ねてくるので、なんの変哲もない写真をパチリ。
そしたら、ほらほら~と。
ししゃもで遊ぶなっちゅうねん。
ハイボール
ソースにタネを沈めていたら、悪戯をしかけてくるわび助さん。ソースが染み込みすぎて、辛かったわ。
第五陣 エビ餅
見て~撮って~ と餅をビョーンと延ばしてみせるわび助さん。これ以前にも見た覚えがあるぞ、デジャブか。
なんとも楽しい食事でした。
ご馳走様でした!
揚げ物の衣が苦手というわび助さん。でもここ八重勝の衣は他と違って食べることができるそうです。理由はカラッとして、もたれないから。そりゃ特別な衣だもんな。
だから、また来ましょうね。