
『一言』
異常な精神状態が齎す、異常な進展........。『レビュー』
地下に奇怪な迷路を蓄えた館。迷路館。この館に集まった、四人のミステリ作家。
編者者とその妻。評論家。迷路館の使用人。館の主とその秘書。そして島田潔。
この館で、ありえないシチュエーションから始まる迷路館を舞台とした
推理小説の競作。この競作から始まる、連続殺人.......。
『館シリーズ』三作目を読み終えました。
あとがきにも書かれておりましたが、作中作?と呼ばれる構成なのでしょうか?
この迷路館の殺人という小説の中で、また迷路館の殺人という
小説が展開される様な感じです。 実に不可思議な設定で、とても面白いです。
物語を読むにつれ、中盤で大体の結末が見えて、後半では、
「私の思った通りのラストだな」「私もミステリ慣れしてきたなぁ」と思いつつ、
ちょっとがっかりしていました.....
ところが、エピローグを読むと、「あれ?あれ?あれーーー?」と云った感じに
自分の甘さを恥じてしまうよな結果でした...... ミステリ慣れなんてとんでもない。
いやぁ、
本当に奥が深く、私もまだまだ、青二才でした(笑)
『好きな登場人物』 島田潔 実に素晴らしい役者です。
『お薦め度』 ★★★★★ (5/5) 一作目の『十角館の殺人』を凌ぐ面白さがありました!