天気の子 "大丈夫" | クレイ&チューニングフォークサロン~水縹~

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熊本県玉名市からクレイセラピー・フラワーエッセンス・音叉を使った癒しをご提供します。

天気の子観てきました。


話の内容としては少し浮世離れしていたけど、君の名はも浮世離れしてたし(でも大ヒット)新海誠さん独自の美しい絵と、雨の表現方法に感動する映画でした。


この映画は、本当に観る人それぞれがどこに響くか分かれる映画だなと思いました。

もしかしたら、前作「君の名は」が一般大衆にオオウケした後なので、残念だという人も中にはいるかもしれない。

けれど、私はとてもいい映画だなと思いました。


以下ネタバレも含みます。



自然と言うものは本来人間がコントロールするべきものでもなく、この地球のこの時代に生まれてくることを選択したのは、紛れもなく、私たち一人ひとりのはず。

もしも、天気を操れるとしたら自然を操作した代償もあるということ。
それは、天気に限らず世界中で人間本位で変えてしまった地球の今の姿ではないかなと思います。


ここ近年の異常気象、世界情勢の悪化、日本で言うと目の前にきている少子高齢化
毎日毎日繰り返される無差別殺人など目を覆いたくなるような事件が多発しています。


でも、この映画は
大丈夫だよ。と語りかけるんです。

自然は元に戻ろうとしているだけだ。と
自然現象のホメオスタシス
事件を起こす人たちも何か抱えているものがあって、それが、飽和状態になり外へ出てきただけなのだと。一人の人間として生きていきたいと。

この世はバランスなので、ただ、地球は元に戻ろうとしているだけだと。

だから、大丈夫だと。

私達はその地球のサイクルの中に居るだけだと。


挿入歌「大丈夫」

-君の大丈夫になりたい-

メッセージが深い






起こること全てに意味はあって意味はない

でも、それは諦めではなく
希望を持つ事を伝えているのかな

挿入歌「愛にできることはまだあるかい」


愛にできることはまだあるかい?
繰り返されるフレーズ








愛にできることはまだあるよ
僕にできることはまだあるよ

疑問形から断定へ

不安から安心へ

絶望から希望へ




挿入歌「グランドエスケープ」


空飛ぶ羽根と引き換えに 
繋ぎ合う手を選んだ僕ら
それでも空に魅せられて 
夢を重ねるのは罪か?
夏は秋の背中を見て 
その顔を思い浮かべる憧れなのか、
恋なのか 叶わぬと知っていながら
重力が眠りにつく
 1000年に一度の今日
太陽の死角に立ち
 僕らこの星を出よう
彼が目を覚ました時 
連れ戻せない場所へ
「せーの」で大地を蹴って
 ここではない星へ行こう
もう少しで運命の向こう 
もう少しで文明の向こう
もう少しで運命の向こう
 もう少しで夢に
僕らで帆を張って 
来るべき日のために
夜を超えいざ期待だけ満タンで 
あとはどうにかなるさと 肩を組んだ
怖くないわけない 
でも止まんない
ピンチの先回りしたって 
僕らじゃしょうがない
らの恋が言う 
声が言う
行け」と言う


あとはどうにかなるさ

とても深いメッセージだなと感じました。

娘はチョーカーをご購入でご満悦でした。

「君の名は」のメンツがあちこちに散りばめられていて、面白かったです。
大人になった瀧くんと三葉はまだ東京で出会えてない設定のようですね。