久々に週に二日も休みがあった。

せっかく有効活用したい休日だったが、あまりに無気力で、ただただ病人のように伏していた。


リップクリームを塗る元気さえなかった…唇は渇きあがっていた。

ある意味助かった。
休みの日くらいは好きなことがしたかったが、これだけ気持ちが落ちているわけだ。休めて良かった。良かった。

食欲も失せて良かった。「最近痩せた?」とか言われるし、この調子で痩せていけば良い。


どうしても体を動かすことが出来なかったが…
深夜にやっと体を起こし、コンビニへ出かけたとき

粉雪が降りだした。

もう明日から四月だというのに。


どしゃ降りの雨と、冬の澄んだ大気と、粉雪が大好きだ。

特に粉雪は美しい。

いつも雪の妖精を想像し空を仰いだ。
白い髪に、アイスカラーの瞳の寂しい妖精だ。

この雪も私を勇気づける神の啓示だと思った。私は直感を信じる。

あのままでは仕事にも行けなかっただろう。気が滅入るあまり、血の気も引き、気力も失せていた。

でもそれはまだ気持ち一つで解決できるような、単なる己の弱さや甘えにすぎなかった。自覚がないんだ…。


優しい粉雪が気付かせてくれた。辛いことも逆境も、我慢することだ。耐えろ。頑張れ。

雪は鼻先をかすり、霧が晴れ上がったように消えた。


夢でもいい

セザンヌが描いたオートベールの景観のような、温かく優しい日差しを見せてくれ


丘の城壁にはミュッシャ絵画のような美しい女性がいる。


私は橋の上で、ロベルト・シューマンの壊れた心をパズルのように修復して遊ぶよ


涙を接着剤にしてハートの形が完成したなら、それを部屋に飾ろう。

3000円で売るよ。
薬の過剰摂取のこと。

貧血と心労で、このところ満身創痍だった。体が重い。

起きたらタコ焼き屋で食べて、ちょいと仕事をした(このために無理に出かけた。)。

夕方に電話しながら、精神安定剤をボリボリ食べ続けていた。
それから出勤。

普通は眠くなるらしいが、私はならない。
さすがにボンヤリするかなと思ったが、そうでもなかった。


別に無駄に医療費を払う気もないし、国庫の負担も考える。
この行為は社会悪に違いない。


しかし、そのくらいストレスが蓄積していた。そして苦労して辞めた煙草も吸ってしまった。

いつも胃が痛くて、薬と牛乳を持ち歩いてる。

自律神経いかれてる。

必死に肌を手入れしても、口内炎になる。

でもストレスなんか言い訳にならない。
甘えたくない。


今は正直辛い。

誰のことも信じられなければ、頼ることも出来ない。

何が辛いかと言えば、色々あるよ。


ただ…
私には夢みたいなのがある。

なけなしのプライドにも似た夢が
歯のクラウンとれたぁ(T_T)(T_T)(T_T)ガム噛んでたらとれたぁ(T_T)私は歯が悪すぎる。歯を大切に。もっと意識しなくちゃ(T_T)


明け方に電話したのはKちゃんだが

私は出勤前にSに電話した。

Sについて、皆が口を揃えて言う噂はガセだった。私もあっさり信じてた。反省。

それにしても、あの噂は…すごい広まりようだった。売れ者で、ちょっとした有名人だったから仕方ないけれど。

事情なら本人から聞いた。Sの声は元気がなかった。

私が犬みたいに女の子になつくなんて、大珍事だった。Sは美人で面白くて優しい。悪口を言わない。でも気が強くてズバズバ言うタイプだった。Sは風俗店にいた。彼女に仕事が入って、電話を切った。

きっとこれで私たちは終わりか。
しょせんその程度だった。
だからサヨナラ。


昼の仕事でI君と久々に話していたが、彼とはマジでリラックスできる。
私は無表情で淡々と喋るが、彼は気にしていない様子で笑ってるし、年齢も同じだ。

Iと出身高校や大学の話でやたら盛り上がって(?)、気づいたことが何点か。

(私は高卒。Iは大学生)

まず、近所に大学がある。どんなところか見に行ってやろうと思った。好奇心だ。
Iの大学だが、むろん黙って行く。
最近、自分の徹底ルール「単独、密行、寡黙」を忘れかけてるからな。


次。

その大学の奴が、たまに夜の店に来る。


つまり
×軽くヤバイ
◎相当ヤバイ


さて、と…。
明日は明日の風が吹く
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剥がすのに20分かかる爪。いつもは付けっぱなし。

トモダチと電話しながら歩いているうちに、夜が明けてきた。

日頃の愚痴だ。

ひらひらのワンピース着て、髪をセットして、ネイルアートも豪華に可愛いくあしらって

小さい頃に描いたプリンセッサみたいな格好しながら、二人で話すことはドロドロでテンション低。
20~21歳がこんななんて想像もしなかった。彼女も夢のための学費を貯めてる20歳だけど、仕事が辛くて諦めかかってる。傍から見たら「まだ20歳なんだから」なんて思うかもしれないが、そんなに簡単じゃない。辛いときは自分を遠くから見られない。

でもこのまま死ぬなんて嫌だっ

去年から何度も思った。今朝は公園のブランコで、暮れにはトンボリの川辺でうなだれた。

トモダチに話したところで、軽減されるような問題でもないんだよな…

彼女とご飯の約束をした。


気晴らしにイメチェンしたいけど、急には出来ない。
てゆうか髪傷むから脱色したくない。



月曜日は気合い入れていこ。
ネイル(つけ爪)と、精神安定剤と、付け睫と、付け睫の接着剤(やたら高いやつ)を買った。

夕方の起き抜けには、米や酒などを買った。米をかついで歩きながら、頭の中で愚痴ってばかりいた。

仕事はまぁまぁだった。


買い物リストは制覇した。
いつも広告の裏に、要るものを書く。
買ったら線を引く。

今日はリストに人名があった。
彼女は去ったようだ。


都会にいると頭が冴える。

でも寂しい人間が多い。
私は寂しいという感情が、普通よりもかなり希薄だ。誰かと一緒にいることは煩わしい。だから寂しい人間たちを、駆逐するのも煩わしい。

人ひとヒトでごったがえす中で、特別に思える誰かを見付けたのは初めてだった。


貧血で横になる。
彼女にまた会うときはどんなときだろうって想像しながら