私は占いを少なくとも15,700名様にしていますが、
実は、気功や整体のお客様は、その2倍弱くらいあります。



岡山県時代の私をご存知のお方は、
朝から晩まで 施術・施術・施術に奔走していた姿をご覧になって来られたでしょう。


1日のお客様が12-3名様施術で、占いが1名、が普通で、
施術が少ない時には、
6名様施術で占いが5名様、とか、
そんなペースでした。


岡山県でやっていた時には、
他にされている人が少なかったですし、
女性が珍しい時代でしたので、
とてもお客様が多かったのです。



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「快福屋」というお店を2003年から2011年までの8年間、経営していました。


株式会社にもなり、パソコンスクールも経営しましたが、見事に失敗しました。



なぜ、パソコンスクールをしようかと思ったかと申しますと、
整体院の不調な時はパソコンスクールに頑張ってもらって、
パソコンスクールが不調な時には、整体院で支えようと思ったのです。




自分は、気功の研究を究めたかったのですね。



それまで、毎日 毎日、ハードワークをしていましたので、
従業員さん合計5名に任せて、研究に没頭したかったのです。



ところが、倒産してしまい、
翌年も消費税を払わなければならなかったのと、
従業員さんたちの社会保険の支払いもあり、
結局はすべて私の肩にかかってきてしまいました。



研究に没頭するはずが、
また働かなければならなくなって、
岡山市に出て、
吉備国際大学の非常勤講師をしながら、


岡山で気功整体のお店を開いて、
またも何人も施術しまして、
ひたすら借金を返していました。



そんなわけで、
施術の人数は、2万人をゆうに超えています
(さかもと整体館での見習い時代含む)






なぜ、オステオパシーをされている方々が、
効果的な施術方法を見つけていらっしゃらないか、
と申しますと、
単に、施術経験が少ないのだと思います。



100人、200人を施術しただけでは、
申し訳ないですが、
ほとんどわからないのではないですかね。



1000人で、少し見えてくる。
5000人で、もっとわかってくる。
1万人を超えると、
逆に、自分は何もわかってなかったことが分かります。




今までの体の理論では、
治せないケースが多々、出てくるのですね。



そこで、「気功」という概念を
取り入れざるを得なくなりました。



私が整体師から気功師に転向したのは、
実地経験からの要請でした。




最近、ようやく固まってきた理論もあります。


治せてないことが罪悪感になり、
施術をためらった時期もあります。



たいていの施術家は、
自分の腕に自信がありますが、

それは、おそれおおいですが
「何かを犠牲にして
何かを成し遂げている」
場合が多いです。



肩こりは治ったけれども、
股関節が痛くなった、とか。



私も、そういう施術家の1人でした。



ただ、自信はなかったですね。



その人がパーフェクトに治るまでは、
自信を持ってはいけないと思っていました。




そして、ですね。


治して来れるようになった施術家は、
今度は、お客様の悪いものをもらう、のですね。



悪いものをもらわない施術家は、
治せてないです。



なぜ、断言できるかと申しますと、
悪いものは、「圧力」で伝わるから、です。



ペットボトルがそばにありますと、栓がポンッと音を立てて外れます。



隣の部屋でも、悪いものは伝わりますし、
待っている人にも行きます。



ですので、自分で自分を治せないと、
いつかの時点で、施術家が倒れます。



私は、中途半端にしか自分を治せていませんので、
ためらいためらい、やっていました。



占いに重点を置いて、施術からは逃げ出そうと3回くらい試みました。

今回が、1番大きな「転換」でしたが、
結局は、また戻って来てしまいました。



前は、使命感を持って、
「私が治し方を伝えなければ❗️」
「世界を救わなければ❗️」
と思っていたのですが、
今はもう、
ご縁ある人がいらっしゃればいいかな、
かなりトーンダウンしています。




ただ、今も、
「体にいい洋服を作りたい」
という野望は持っています。


360度回って、気功に帰ってきましたので、
マイペースで、出来ることをボチボチやって行きたいと思っています。