先日、境港妖怪検定の合格発表があったようです。
私が中級合格したのは2011年なので、もう10年以上前…
その後、試験内容もだいぶ変わったと思うのであまり参考にならないかもしれませんが、昔のブログで掲載していた「境港妖怪検定中級 合格への道」をアップしたいと思います。
◆公式テキストとなっている2冊の本のうち、『図説 日本妖怪大全/水木しげる著』(発行:講談社)の内容だけでまとめています。
◆頭の中を整理するポイントだけ書いてありますので、出てくるたびに、その妖怪のページ全体に目を通すことをお勧めします。
妖怪名から、その特徴やどんな話が書かれていたかなどが、おおまかでも頭に浮かぶようにならないと合格は難しいかなと思います。
◆中級では、妖怪の名前は記述で回答するのが基本となっています。ひらがなでいいので、必ず書けるようにしましょう!
◆出現地は、主な場所だけしか記載していない場合もあり、基本的には現在の都道府県名で記載しています。
◆数値などの表記では、「約」「おおよそ」「~程」と言った言葉は省略しています。
◆分類は、勝手に覚えやすいようにしたものです。
◆記載に間違いがあるかもしれませんので、必ず公式テキストを読んで確認して下さい。
さて、中級試験は400以上の妖怪を、限りある時間内で覚えていかなくてはいけません。
その中で、まず勉強しないといけないのが、火の妖怪かと思われます。
まずは出てくる数値で整理してみました。
<数値>
1)地上などからの高さ
竜灯(福島):1丈(3m)
化け火(滋賀):4,5尺(1.2~1.5m)
野火(高知):4,5尺(1.2~1.5m)
小右衛門火(奈良):3尺(90cm)
悪路神の火(三重):2,3尺(60~90cm)
猫股の火(新潟):3寸(9cm)
2)大きさ
化け火(滋賀):3尺(90cm)
姥火(大阪):1尺(30cm)
二恨坊の火(大阪):1尺(30cm)
小右衛門火(奈良):提灯ほど
野火/掃部さまの火(高知):傘ほど
古籠火(東京):小さな提灯ほど
猫股の火(新潟):手毬ほど
3)飛ぶ距離
小右衛門火(奈良):40町(4.36km)
野火(高知):数百間(1km)
掃部さまの火(高知):1里(4km) ※野火の頁に登場
今回新たに登場した妖怪の数-9
今までに登場した妖怪の数-9
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