息子が
砂場で
顔を泥だらけにして
ひっくり返っている
写真があります。
3歳くらいの頃
長ーい
けっこう急な角度のある
滑り台に
初めて挑戦して
すべってきて
着地に
失敗したときの
写真です。
このとき
私は
この息子の姿を見て
笑い転げて
思わず
写真を
撮ってしまいました。
いっしょに
遊んでいた
なみちゃんのママに
「あんた、
一人目の子の
親とは
思えないわ。」
と
言われたことを
思い出します。
最近
息子と
よく
話をします。
20歳になった息子は
もう
一人の人として
私のことを
見ています。
いろんな
角度から
自分のこと
私のこと
親子関係のこと
客観的に
話をしてくれます
昨日
気がついたらまた
深夜の2時まで
喋っていました
この砂場の
写真のときのことを
息子が話し始めました。
「あのときってさ、
心配しなかったん?」
「しなかったよ~。
だって
怪我ってったって
せいぜい
擦りむくか
青タンできるか…
くらいでしょ?」
言ってしまってから
あ、ちょっと
ひどいな~って
思ってたのかな?
と
息子の顔色を
伺おうとした瞬間
「お母さんの
そういうところ
マネしたいと
思うわ~」
と
言ってくれました
子育てって
難しいな…て
思います。
「たくましく
育てたい」と
意図したことが
「冷たい」と
近かったり
「大切に
育てたい」と
意図したことが
「過保護」と
近かったり
「自主性に
任せたい」と
意図したことが
「放任」と
近かったり
「苦労してほしくない」
と意図したことが
「押し付け」と
近かったり…
今回の
滑り台の話だって
たまたま
私と息子の
感覚が
近かったから
ステキな会話に
なったけど
そこが
違っていたら
心に
わだかまりを
残すのは
子どもの方…
なのだろうな。
そんなことも
話していると
「だから
しっかりと
コミュニケーションを
取ることが
大事やんな。」
と
息子に言われました。
その通りです