こんばんは。
今回はこれ、「白夜行」のドラマ。
初ブログで書いた「白夜行」のドラマ版です。
放映は、4~5年前だったようですが全然知らなかったなぁ。
ドラマ版の主人公を演じたのは、唐沢雪穂=綾瀬はるかと、桐原亮司=山田孝之。
ストーリーは、年代が現代の設定になっていたけど、わりと原作に沿ってはいたのかな。
ただ違いは、原作は主人公のふたりを取り巻く周囲が語り手になっていたので、
主人公のふたりの感情や内面はほとんど表には出てこなかった。
だから、主人公のふたりは冷酷な印象だったな。
それに比べると、ドラマでは、主人公のふたりの感情があらわになっていた。
ということで、今回はドラマの感想を兼ね、お話をすることにしよう。
まぁ、話としては、原作と同じように質屋の主人である亮司の父親は、生活苦にある客の雪穂の母親から11歳の雪穂を買っていて、その雪穂に恋心を抱く息子の亮司に殺められるところからはじまる。
父親と雪穂が会うのは、いつも建設中に放り出されたビルの中。
ある日、亮司は父親と雪穂を目撃し激情に駆られ、切り絵が得意としていた亮司の愛用の外国製のはさみによって父親を殺める。
そこで雪穂は、すっかり混乱している亮司に、亮司の父親をやったのは自分。
ここは私にまかせてと亮司をその場から逃がす。
そのときに雪穂は、自分たちは会ったことも無い他人同士。
それが最善であると、亮司に約束させふたりは別れる。
その後、雪穂は、自分の母親が亮司の父親の愛人であり犯人であると仕立て、
ガスによって酔いつぶれた母親と心中を図る。
でも、雪穂はまだ11歳の少女。今までの母親に対する苦悩や悔恨があり、さらに、
亮司の殺人を隠蔽するためだったとしても、踏み切れない気持ちがあったのだろう。
でも、彼女は決意をする。彼女に決意させたのは、母親にあったのだろう。
雪穂の母親は、夫に先立たれたのは不憫ではあるが、飲んだ暮れで生活がままならない。
11歳の娘を売る母親は、雪穂に言うのです。
「おまえがあいつをやったんだろう。おまえがあいつをやりたくなる気持ちはよく分かるよ。」と、そんなようなことを酔って笑いながら言う。
そのセリフが雪穂に衝動を起こさせたのでしょう。
なぜ、自分はこんな家庭に育ったのかと。なぜ自分はこんな母親を頼って生きているのだろう。と。
そして、なぜ自分は、こんな母親のために汚らしいオヤジに、この身を売らなければならないのだろう。と。そして、母親は死に雪穂だけ生き残る。
その後、事件は、質屋殺しは愛人によるものと解決する。
一人の刑事を残して、笹垣という刑事(武田哲也)。
しかし、その後も笹垣は真実を暴けず7年経過する。
その7年の間、雪穂は、母親が亡き後孤児院に行き、そこに華道を教えに来ていた老婦人、唐沢礼子の養女となる。
亮司は、父親の営んでいた質屋の自分の母親の愛人である店員の松浦(渡部篤朗)に
半ば育てられ成長する。
そして、運命は、やはりふたりをめぐり合わせることとなる。
高校生になったふたりはある問題に直面する。
雪穂は同級生の女の子に容姿の良さから妬まれ酷い嫌がらせに遭い、
亮司もまた、同級生の男の子に父親と後姿の女の子(雪穂)が建設中のまま放り出されたビル(父親の殺害現場)に入るところをたまたま撮られた写真によって脅されることになる。ふたりは、お互いの邪魔な相手を排除するために結束。
雪穂は嫌がらせの首謀者を亮司に襲わせ、彼を脅していた同級生を犯人に仕立てる。
そうして、ふたりなりも解決を見出す。
そうして、雪穂は大学生になり、亮司は進学せず、質屋は廃業させ、松浦とともに
売春、詐欺などの犯罪に手を広げていく。亮司は稼いだ金を雪穂へ貢ぐ。
その頃、亮司の母親もまた、なぜか夫の死亡した廃屋のビルでスナックを営んでいた。
客の一人に笹垣がいる。
そしてその後、大学生になった雪穂は、別の男性へ恋心を抱くようになってしまう。
雪穂のサークのOB、篠崎(柏原崇)。当然、亮司はショックでしかたない。
影で支えてきたのに、雪穂は別の男に想いを寄せている。
激情するが、亮司は雪穂には幸せな人生を送ってほしい。自分ではかなえられないから、裕福な男性と上手く行くようにと応援するようになる。
しかし、篠崎はキレイな雪穂よりも平凡の雪穂の友人、江利子と付き合うことになる。
雪穂はその友人、江利子を恨むようになる。そしてまた、亮司に襲わせる。
雪穂は篠崎への想いだけではなく、江利子の恵まれた環境に異常な嫉妬心を持ったのです。
結果、江利子と篠崎は別れる。
その後、雪穂は篠崎にアプローチすることはなく、
サークル内に雪穂へ恋心を抱く裕福な家庭の青年、高宮と付き合い、
大学卒業後結婚への運びとなる。
しかし、高宮はあこがれていた雪穂と付き合って結婚へと事が運んでいくが、
就職した先に想いを寄せる相手に出会い、雪穂との結婚を考え直そうと考える。
しかし、それを察知した雪穂に、高宮はその女性への想いは阻まれ、雪穂と結婚することになる。
そして、雪穂は、高宮の会社のIDを亮司に貸し、亮司の社会復帰を助ける。
その後、雪穂は、高宮に家事を疎かにしないことを約束に高宮家のコネクションによって友人とブティックを開業する。ブティック名は高宮の名前を用いることとした。
ブティックを開業するや、雪穂は早く慰謝料をもらい高宮と離婚したい。
そこで、高宮の以前恋心を寄せていた女性と偶然と見せかけめぐり合わせ不倫へと促す。
そして離婚。ブティックは、雪穂のものとなる。
店名は、高宮の名前は無くし、「R&Y」へと改名する。
「R&Y」は、雪穂にとって、(RYOJI & YUKIHO)という意味だ。
そして、その頃、笹垣は、刑事をやめ探偵へ転身していた。
亮司は、その頃に出会った薬剤師、典子と付き合い、彼女の家に居候することになる。
そして、亮司は今まで雪穂と自分を執拗に追ってきていた笹垣を殺めようと考える。
亮司は薬剤師の典子から青酸カリをゲットするが計画は失敗し、亮司は身を隠す。
雪穂は、亮司の所在が分からず、彼と自分の為に、無理を承知で、
ブティックの2号店へと事業を広げることに紛争する。
クリスマスに雪穂のブティック2号店はオープニングを開く。
亮司は、サンタクロースに扮し、雪穂を見守る。
そして、見破った笹垣に追い詰められ、
父親を殺めるときに使った外国製のはさみで自らを刺し自殺する。
自分を刺し、歩道橋の上から身を投げた亮司。それを見届ける雪穂。
そして、クリスマスの夜、亮司は息絶える・・・。
その後、生きる意味を無くした雪穂はブティックを倒産へと・・・。
最後は、亮司と付き合っていた薬剤師の典子が亮司との子供を産み育てていた。
雪穂はその亮司の子供に会い・・・。
終わり。
ということで、ドラマは完結したんですが、
やっぱり違いますね、原作とは。
原作は断然おもしろい!
まぁ、、予想に反するドラマの配役には新鮮さを感じましたが。
原作、おもしろいですよ。
原作の白夜行の続編として、「幻夜」というのがあります。
そこでは、雪穂のその後が語られているとか。
それも、読みました。。。まぁ、その話は、いずれ・・・。機会があったらということで。
そうそう、話は戻りますが、以前も話しましたが、「白夜行」の映画版、上映中?
もしかして終わっているかな?
映画版にも興味あります。もう劇場には行けないと思っているので
DVDを観ることにしま~す。
それでは。。。




