『おとうさん、いっしょに遊ぼ〜わんぱく日仏ファミリー!〜』

 じゃんぽーる西著 祥伝社 176p

 

フランス人の妻と2人の息子と暮らす、漫画家・じゃんぽ~る西。
ある日、1歳の次男に絵本の読み聞かせをしていて気づいたこと、それは
「ストーリーを全然気にしてない…!?」

「物語作り」に悩まされてきたプロの漫画家としては衝撃的な発見。
父として、そして漫画家として、
「絵本」が子供を惹きつけるその謎を探るべく、
「絵本考察」の旅に出る――!?

家族の日常を唯一無二の視点で切り込む、
新感覚コミックエッセイ!

初めての作家さんです。

タイトルに惹かれて読み始めました。

1歳の息子さんとの絵本を通じてのやりとりがとても良いです。

最初のページの絵はインパクトが強すぎて苦手でしたが、次第に慣れてきました。

ちょっとアクの強い絵ですが、描かれていることは様々な面で参考になることばかり。

 

漫画家の作家さんは、次男のために描いた物語をきっかけに絵本作家を目指します。

この本の中には子供向けの絵本が何冊も紹介されています。

その中の一冊の作家さんに会いに行った時のお話はとても良かったです。

もっとたくさんの作家さんとの対談を読みたいです。

才能のある方でも、努力を積み重ねてようやくプロになれるのですね。

華やかさの裏にある地道な闘いがあってこそなんですね。

そういう部分を見せてくれる作家さんは何だか信頼ができるように感じます。

 

さて絵本好きの次男君ですが、イヤイヤ期はなかなか壮絶です。

そう簡単には機嫌が直るわけではないのですが、そこに絵本の力が発揮します。

最も絵本そのものというよりは、親がいかに子供の特性を理解しているか、なんですね。

どうしても途方に暮れてしまいますが、仕方がないと割り切ることも大切なようです。

もう娘のイヤイヤ期は忘れてしまいましたが、相当手こずった感覚は覚えています。

帽子とか頭につけるものを嫌がってポイポイ投げていたなと。

それが今では好んでつけているのですから分からないものです。

偶然見つけた本ですが、先も早く読みたくなりました。