『おばさん探偵 ミス・メープル 銀座発23時59分 シンデレラ急行』
柊坂明日子著 小学館 224p
マイペース探偵は、今日ものんびり謎解決!
楓子さんのお屋敷は、都内一等地にありえない敷地面積を誇り、そこだけ「森」といってもいい佇まいだ。近所の小学生男子たちからは「あそこには魔女が住んでいる」と怖がられている……けれども、当のお屋敷の高齢お嬢様である楓子さんは、至って人畜無害の、背が高いことがちょっとコンプレックスだったりする、おっとりした普通の「おばさん」だったりする。ただし、職業だけはちょっと特殊で、実はその正体は……硬派な男性のふりをして執筆しているシリーズ小説が大ヒット街道驀進中の、SFバイオレンス・アクション・エログロ・超ハードボイルド作家なのだった。
さて、このようにややふうがわりな楓子さんに、このたび突然「恋人ができた疑惑」が浮上した。恋に溺れて執筆が滞ることをおそれた翔岳館の担当編集・吉井くんとその同僚の奈々子さんは、楓子さんの銀座デートを尾行して、相手を突き止めるミッションに取り組むが……?
令和の日本に生きながら、ココロはいつも(平成すらジャンプして)昭和とともにある――超天然マイペースでどうにも憎めないおばさん探偵、ミス・メープルこと楓子お嬢様の、ドキドキ事件簿第2弾!!マイペース探偵は、今日ものんびり謎解決!
楓子さんのお屋敷は、都内一等地にありえない敷地面積を誇り、そこだけ「森」といってもいい佇まいだ。近所の小学生男子たちからは「あそこには魔女が住んでいる」と怖がられている……けれども、当のお屋敷の高齢お嬢様である楓子さんは、至って人畜無害の、背が高いことがちょっとコンプレックスだったりする、おっとりした普通の「おばさん」だったりする。ただし、職業だけはちょっと特殊で、実はその正体は……硬派な男性のふりをして執筆しているシリーズ小説が大ヒット街道驀進中の、SFバイオレンス・アクション・エログロ・超ハードボイルド作家なのだった。
さて、このようにややふうがわりな楓子さんに、このたび突然「恋人ができた疑惑」が浮上した。恋に溺れて執筆が滞ることをおそれた翔岳館の担当編集・吉井くんとその同僚の奈々子さんは、楓子さんの銀座デートを尾行して、相手を突き止めるミッションに取り組むが……?
令和の日本に生きながら、ココロはいつも(平成すらジャンプして)昭和とともにある――超天然マイペースでどうにも憎めないおばさん探偵、ミス・メープルこと楓子お嬢様の、ドキドキ事件簿第2弾!!
おばさん探偵シリーズ第2弾です。
豪邸に住んで優雅な暮らしをしている楓子さんは実はハードボイルド作家。
相変わらず庶民がお目にかかることのない高価なお酒がたくさん出てきます。
味の予測はできなくても、その価値はしっかり伝わってきます。
こういう暮らしをしている人が現実にもいるんですよね。
主人公の超お嬢様の生活は相変わらずのマイペース。
翔学館の担当編集者吉井君はなんとかして原稿を貰おうとあの手この手を使います。
でも一枚上手の楓子さんに良いようにあしらわれてしまいますが、それもまたご愛嬌。
そのやりとりがまた嫌味なく、コミカルなのです。
また人間観察力の優れている楓子さんは、小さなヒントから困っている人を助けます。
また格別の記憶力があり、それも探偵業に役に立っています。
夫に対して自分らしく振る舞えない女性の話は、ちょっと切なくもあります。
40分ほどで読み終えてしまいましたが、とても楽しかったです。
こういう日常のちょっとした事件を解決するお話は良いですね。
さあ三が日も過ぎますので、そろそろハードな小説を読み始めようかな。
どうしても殺伐としたものは避けてしまいます。
ドラマも動画も明るめのものを観ていたので、そろそろ反動が。
さあ今年は何冊読めるでしょうか。
書店に行く前に、積読を一冊でも読むことから始めてみます。


