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さて、昨日に引き続き本日は、2日目の上場予定馬5頭を紹介したいと思いますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします^^
8月22日(2日目)クラックステーブル上場予定馬(5頭)
上場番号352 ヒシラスティの2016
牡・父パドトロワ・母の父フサイチコンコルド・3月23日生まれ
父パドトロワはG1こそあと一歩のところで手が届きませんでしたが、芝の短距離路線で常に一線級と戦い続けて重賞3勝。530キロの巨体からは想像もつかないスピードを身上とし、7歳まで故障らしい故障もなくタフに走り続けました。母グランパドドゥ、祖母スターバレリーナは共に重賞勝ち馬という優秀な血統背景を買われて引退後すぐにシンジケートが結成されて種牡馬入り。初年度産駒が今年1歳を迎えてセールに上場される運びとなりました。
また、本馬の母ヒシラスティの祖母は名牝ヒシアマゾン。思えばヒシアマゾンも信じられないような豪脚で芝1200mのクリスタルカップを制したことからも、母系の短距離適性は疑いようがありません。
パドトロワ産駒は仔出しも良いことから来年の産駒デビュー次第では人気が出る可能性も十分にありますので、まだ評価の定まっていない今年は狙い目ではないかと見ています。
ぜひ実馬をご覧の上、検討いただけたら幸いですm(__)m
上場番号363 パープルベンテンの2016
めす・父エイシンフラッシュ・母の父ジェイドロバリー・3月28日生まれ
今年初年度産駒がデビューを迎えたエイシンフラッシュですが、これまでにJRAで3頭が勝ち上がり、まずは順調なスタートを切っています。
現時点ですでに35頭がデビューしていますが、これはファーストシーズンサイアーの中でもトップの数字で、産駒の仕上がりの早さを大いにアピールできているのではないでしょうか。
本馬の母は半兄にG1マイルチャンピオンシップを制したトウカイポイント、G2スプリングステークスで2着となり、その後もオープンで活躍したパープルエビスを半兄に持つ良血で、代々芝での活躍馬を輩出しています。父エイシンフラッシュも同様に芝での実績は申し分ありませんので、母系の優秀さを如何なく発揮して欲しいと願うばかりです。
上場番号422 マキノチーフ2016
牡・父スウェプトオーヴァーボード・母の父チーフベアハート・3月23日生まれ
スウェプトオーヴァーボードはその父エンドスウィープの成功を受けて日本に輸入された種牡馬ですが、スプリンターズSを制したレッドファルクスや重賞3勝のパドトロワなど、スピード色の強いスプリンターを送り出しています。またダートを得意とする産駒も多く、2歳戦からの活躍が期待できるだけでなく、先に挙げた両馬のように古馬となってからの成長力も豊かなことから、20歳を迎えた今もなお人気種牡馬として産駒は市場でも活発に取引されています。
本馬の母は南関東の重賞、ロジータ記念を制したマキノチーフ。さらに母系を遡っていくとスプリンターズSを制したニシノフラワーや、今も短距離戦線で活躍しているネロなどがいる牝系だけに、芝はもちろんのこと、ダートでも存分にスピードを発揮する二刀流の活躍が期待できそうです。
上場番号446 ヤヨイコマチの2016
めす・父カジノドライブ・母の父ホワイトマズル・5月26日生まれ
父カジノドライヴはベルモントSを制した半兄ジャジル、半姉ラグズトゥリッチズを持つ超良血馬として誕生、日本調教馬として史上初めて米国のダート重賞を制しました。アクシデントにより残念ながらベルモントS挑戦は幻と終りましたが、その後も果敢にブリーダーズカップ、ドバイワールドカップといった大レースに参戦し、当時のダート路線を代表する1頭として、記録よりも記憶に強く残る名馬でした。
今年で産駒はデビュー3世代目を迎えますが、ノーブルサターンが交流重賞の兵庫Chsで2着に好走、重賞ウィナーが誕生するのは時間の問題だと思われます。
本馬の牝系に目を向けるとダート重賞で活躍したエーピーバーストやドコフクカゼの名前も見えることからも、将来はやはりバリバリのダート馬として結果を出して欲しいものです。
上場番号470 レディジェーンの2016
牡・父ゴールドアリュール・母の父フレンチデピュティ・5月4日生まれ
エスポワールシチーやスマートファルコンを筆頭に、数々の名馬を送り出してダートのトップサイアーとして君臨し続けたゴールドアリュール。
今年の種付けシーズン直後に亡くなったのは本当に残念でなりません。本馬はそのゴールドアリュールの貴重な牡馬として、今セールに上場される注目の1頭です!
本馬は5月生まれということもあり、現時点では早生まれの同期たちと比較するとやや小さく感じるかもしれませんが、姿形からして小さくまとまるタイプには見えませんので、今後大きく成長していくのは容易に想像がつきます。また、牝系はフジキセキなどを送り出したミルレーサーの血統で、両親ともに折り紙つきの名血であることからも、将来的な伸びしろは計り知れないものを感じさせてくれます。
ダートの素質馬をお探しの方はぜひひと目見ていただけたらと思いますので、ぜひ会場で実馬をご覧ください!
以上、2日目上場の5頭でした!
3日目以降も引き続き目を通していただけたら何よりです!