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あなたが身につけるべき習慣のひとつは、
自分に起こる事すべてから、特にネガティブな経験から、
「有益な教訓を得よう」とすることだ。
ブライアン・トレーシー
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前回、仮設の道路が完成して、最後の仕上げは「小テスト」のようなものだと書いたが、よくよく調べてみるとそれはそんなに軽い問題ではなく、むしろこれまで学んだ事が練習問題で、これから解決するべき課題のほうが本題だと思い知った。
大変な課題を与えられたという思いはあるが、それでも練習問題を先に与えて解決方法を習得させてくれた運命の采配に感謝している。
このブログは主に、幼い孫たちがやがて大人になった時に「問題解決の参考」にしてもらう事を目的に書いているのだが、解決した課題が大きければ大きい方が、孫たちへの説得力は増すだろう。
この課題の解決にはもしかしたら10年近くかかるかもしれないが、私の意図を理解できる孫たちの年齢を考えれば、その時間の猶予はむしろありがたい。
さて、より大きな課題へ挑戦することにしようか。
【 仮説道路を縁取る黒いトン袋は、あくまで仮設のものであり、放っておけば3年ほどで劣化して破れてしまう。
長持ちさせるには防草シートなどを使って紫外線を防ぐ必要がある。しかし、その処置をしても10年程度持つかどうかだ。
本来トン袋ではなく常設用の擁壁を建設する必要があるが、そうなると多額の費用が必要になり、それを全住民が分担する事については同意が取れそうもない。
さて、この課題をどうやって解決したらいいだろう?
<ずらりとならんだ黒い袋が課題のトン袋>
いくつか解決の可能性はある。
1)今のルートではないもっと緩やかに登るルートに道を通す事で擁壁のコストを抑える。
>しかしそのルートは音信不通の地主、土地売却を拒む地主の問題で難しい
2)トン袋の代わりになる擁壁を作る。
>この道を施工したKB社長に聞いた所、擁壁を作るには(現状の技術では)どうやっても多額のコストがかかるとの事。
3)トン袋の強度を上げるなど、これまでになかった方法で解決する。
>KB社長も思いつかない技術が今後10年の内に開発される可能性がある
例えば「3Dプリンター」による擁壁建設や
「液状ガラス」という日本の会社が開発したコンクリートなどの強度を高める技術
4)その他、まだ私が知らない方法もあるかもしれない。
手段は問わないので、上記問題を10年以内に解決の事」
以上が課題だ。
どの方法も簡単には行きそうもないが、3)の新技術が最も可能性が高いと感じている。もしくは今後の調査で4)もあり得るか。
早速「液状化ガラス」の会社に資料を請求した。
そうやって先々の手当を考えながら、KB社長に紫外線対策のシート貼りをした場合の見積りを依頼するという直近の対応も手を抜けない。
仮設道を通した時のようにまた一歩一歩だ。
<出来たばかりで既にトン袋とコンクリート舗装の間に隙間ができてしまった>