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クラフトスクエアです
先日からセンターストライプ塗装や
車検整備などでお預りしていた
マスタングにウィルウッドブレーキ取付
赤いキャリパーがシブいです
早速ノーマルブレーキは撤去して
ドリルドローター取り付け
キャリパーもつくとめっちゃいい感じに
次はマスターシリンダーの取り付け
米国に部品オーダーする時、AT車は
マスターシリンダーとマスターバックの適合が
あるのですがMT車はマスターバックの適合無し
このマスタングはMT車なのでマスターバックが
取り付けられないのでしょうか
マスターバックはブレーキペダルを
踏む力を倍増させてくれる重要な部品。
マスターバック付きの車はパワーブレーキ
無しはノンパワーブレーキです
現代の車は100%付いてる部品なので
必須なのですが
youtubeでいろいろ調べても
みんなマスターバック取り付けして
いません。
よほどウィルウッドのマスターシリンダーの
性能がいいのか?と半信半疑でしたが
マスターバックなしでオーダー
という事で作業スタート
純正のシリンダー取り外すと
取り付け部の鉄板が錆びて頼りなく
補強のブラケット製作
youtubeのみんながやってたように
男らしくマスターバック無し
ノンパワーブレーキの完成です
ノリノリで早速試走行してみると
若干分かってことですが
想像以上に止まらない
せっかくブレーキ交換したのに
これではいかんてことで
急遽マスターバック取り寄せました
しかしMT車には適合しないはずなので
来てからどうにかする強行作戦に
マスターシリンダーと合体
やっぱブレーキと言えばこれですよね
これが取り付けられた暁にはカチッと
止まる気しかしないです
さてMT車の取り付けにはどんな困難が
待ち受けているのでしょう
一度組んだマスターや配管をばらして
なにがどうなってるのか確認してみると
赤い矢印のクラッチのロッドが
邪魔して取り付けできません
こちら室内側からの写真
青矢印の方向にロッドが出るように
ワンオフ製作。それと取り付け位置を
上方にずらす必要があったので
ブレーキとクラッチのペダルも作り直し
ストップランプスイッチもブレーキパイプも作り直し
要するに全部作り直しなので
そりゃキット無いはずだわって感じでした
1966年から車を動かしてくれた純正の
ロッドは摩耗で細く削れていたので
新しいロッドにはカラー製作し
耐久性もばっちり
ペダルの高さや遊び具合も調整して
MT車にマスターバックが付きました
サッと書いてるけどこれめちゃめちゃ
苦労してますね
無事パワーブレーキ装着車になったので
試走行、まったく別物の制動力
Y様長らくお待たせしてすいませんでした
いつもありがとうございますッ