大網宿・南白亀川の東金宿側、川沿いの新堀を中に1キロの堀畑・清名幸谷を舞台に200年前の
スペクタル・ ストーリー・・憎愛・・・キッタ!ハッタ!のバイオレンス・・・「お富×与三郎」・・
・・本日は十五夜 満月の日・・・・・「その時歴史は動いた のだ」
※ 清名幸谷生まれの大吉(与三郎)は寛政十二年(1800年)生まれ・・・若い頃から長唄に親しみ、美声と
男振りは近隣で有名だったそうな!
毎年、川から我家を訪れる亀吉 昨年は「くさ亀」 今年は「みどり亀?」
※ 南白亀川・・・名前の様に親ガメの上に子亀・・・亀が多い!
=歌舞伎狂言・与話情浮名横櫛 四幕 源氏店妾宅の場の名台詞=
与三郎 「え、御新造(ごしんぞ)せんぇ、おかみさんぇ、お富さんぇ、いやさ、お富。
久しぶりだなぁ~。」
お富 「そういうお前(まい)は。」
与三郎 「与三郎だ。」
お富 「えぇっ。」
与三郎 「おぬしぁ、おれを見忘れたか。」
お富 「はぁっ。」
与三郎 「しがねぇ恋の情けが仇(あだ) 命の綱の切れたのを どう取り留めてか 木更津
からめぐる月日も三年(みとせ)越し 江戸の親にやぁ勘当うけ よんどころなく鎌倉
の谷七郷(やつしちごう)は喰い詰めても 面(つら)に受けた看板の疵(きず)がもっ
けの幸(せいうぇ)いに 切られ与三(よそう)と異名をとり 押借(おしが)り強請(ゆ
すり)やぁ習おうより 慣れた時代(じでえ)の源氏店(げんじだな) その白化(しら
ばけ)た黒塀(くろべえ)に 格子造りの囲いもの 死んだと思ったお富たぁ お釈迦
さまでも気がつくめえ よくまぁ おぬしぁ 達者でいたなあ。
おい、安やい。 これじゃぁ一分(いちぶ)じゃあ 帰(けぇ)られめぇ~。」
こんな 名セリフを、昔々 に聞いてしまった! 長火鉢をなかに「のり平(お
富)×むと志(与三郎」・・・長火鉢が大好きな アッシでゴザンス