まずはボディ作りの難所の曲げ木をやります。
側面の板を曲げるのに通常はベンディングアイロンを使いますが、そんなもんないので薪ストーブの角を使います。
250℃くらいにしておけば大丈夫でしょう。
側板もカーリーなカエデ材を使いましたが、全体を濡らしてから曲げたのは失敗でした。
カーリー材は曲げる内側だけピンポイントで濡らしてから熱さないと外側が割れます。
このくらいならタイトボンド3で補強すればある程度は大丈夫。
型にしっかり入るまで曲げたら、型にあわせてカットして、下地を入れて接着します。
内側の型でしっかり押さえて正確な位置で接着します。
トップ板に穴を開けます。
真円だとなんか面白くないので、コアロハを参考におにぎり型にしてみました。
板を貼る時には内側の型を使えないので、端材で押さえを作って紐で縛っておきます。
こうすれば後で紐を切って穴から出せます。
ブレースや周りの下地を接着しました。
ちなみに接着剤はタイトボンド3です。
にかわのように後で剥がすことは考えていません。
まずはトップ板から接着。
ご覧の通り大量のクランプを使います。
こんな感じだと素人が安易にバラバラ状態のキットを買ってもうまく作れませんねぇ。
ボディは組み立て済みじゃないと多分無理。
続いて裏板。
裏板は少し膨らむようにブレースをつけているので浮かないように接着するにはさらに多くのクランプが必要です。
ムカデのようになってます。
タイトボンドは硬化が超早いので、30分も圧着すれば次の作業ができます。
あとは、はみ出している板を削ればボディの組み立ては完了です。
一気にウクレレになりました。
こうなると俄然完成が見たくなってやる気でてきました。