トムとジェリー展でヒグチユウコさんのポストカードを買ってきたので、飾るための額縁を作ります。

うちに飾る絵などの額縁は全部自作ですが、ポストカードは超簡易な作りの方がむしろ良いような気がしていたので形にしてみました。


ブラックウォールナットの無垢材をトメ切りして完全に揃えて四角く接着します。

構造は超シンプル。

仕上げはオスモカラーのクリア。


裏側にマスキングテープで直接貼り付けます。

ポストカードは安価なのでこれでOKという発想。

壁への取り付けは今回はビスですが軽いので丸頭の画鋲でもいけそう。

ビスにひっかける穴は額縁に少し斜めに丸穴を開けて落ちにくくしています。

これだけで留め具など無駄なものは不要です。


裏に留め具などがなにも無いメリットは壁ピタでスマートに取り付けられる事です。

紐とか金具で浮き上がるのがどうにも気持ち悪いんですよねー。

絶対こっちの方がいい。




うーん、良いですね。

今の家の内装ってシンプルモダン傾向なのでこのくらいスッキリしてる方がしっくりくる。

壁に密着しているので、奥行きのある絵だと壁に穴が空いてるみたいな不思議な感じになるかも。


ポストカードや写真専用の額縁として販売してもいいんですけど3〜4000円にしないとやる気でないので、ポストカード飾るためにそれだけ出せる人ってどのくらいいるんだろう?って感じですね。


Amazonとか見ると1000円以下で輸入品や安っぽい材質の物が売ってるので、あれを当たり前だと思ってる人は買わないでしょう。

でも少し考えてみれば分かると思うんですが、良質な無垢材なら材料費だけでも500〜1000円、1日に10〜20個程度しか作れない、送料もかかるとなれば千円で売れるわけないんですよね。

わざわざ輸送費かけて輸入して利益乗せて転売してるのに格安ってことは、原価は何十円で作ってる人達は果たしていくらで作らされてるんでしょう。

これって搾取ですよね。


自分の技術や知識を安売りしてまで買い手に媚び売る気はありませんが、こだわった結果それで売れないなんて事はザラにあります。

安い粗悪品が当たり前になってしまった日本の中で品質の物を作って売るのはなかなか難しいです。


素敵な絵や写真を飾るなら素敵な額にいれてあげた方が良いと思うんで、自分ならほしいですけどねー。