モザイク病は様々な野菜にでますが、ズッキーニやキュウリのようなウリ科にもでます。


体感的にはジャガイモはかなり高確率でいくつかの苗に出る感じですが、ウリ科はあまり出ていない印象でした。

これはおそらくウチの周りの雑草や野菜などで感染源になっているものがあり、ウイルスを運んでくる害虫が同じ植物だと感染しやすいのだと思います。


モザイク病の厄介なところは感染すると治療できないというところです。

なのでまずは感染予防が大切。

食用でない周囲の雑草を除草するか農薬でアブラムシ等を可能な範囲で駆除します。

ウリハムシについては、見つけ次第ガスバーナーで駆除するのが1番良いです。

大抵葉のフチあたりにくっついているので、葉は一瞬火を当てるだけならその部分だけのダメージで済みます。

茎には絶対あてないこと。

ペットボトルとかで捉えていくのは野菜に触った動きで逃げられるので大変です。



さらに畑の方はなるべく減農薬ならキラキラテープや反射マルチをはって害虫が近づかないようにします。

色々試していますがキラキラ系はかなりの効果があります。

水面と勘違いして近づかないみたいです。

生育初期に感染しなければ甚大な影響にならない印象はあるので、植えた当初から防除するのがおすすめです。



植えてすぐは集中的にやられるとモザイク病にならずともダメージで簡単には回復できなくなるので、防虫ネットで完全防御するのがベストです。

アブラムシは小さ過ぎて目合いをすり抜けるので、キラキラ線入りを使います。


ここまでやっても感染してしまったら諦めて抜きます。

大事に育ててきたし、完全に枯れてるわけでは無いし少しは成長するだろうと思いたくなっちゃうのですが、実などは本当に成らなくなります。


ズッキーニの例です。

上が感染した葉で、下が健康な葉です。

モザイク症状は出てますが、形的にはそれほど大差ないように見えます。


実の写真です。

ご覧の通りまともになりません。

花すらまともに咲きません。

これを育て続けても感染源を育てるようなものなのです。


こうなると残念ですが、抜いて燃えるゴミとして捨ててしまった方が良いです。