エジソンバルブのベッドサイドライトが客室用に欲しいなと思っていたのですが、良いのが販売されていないので作る事にしました。


今回使ったのはノスタルジアというLED電球です。

これ面白い仕組みで、エジソンバルブ風の模様をレーザーで刻印したアクリルパネルを下からLED素子で照らす事でエジソンバルブが発光しているように見えます。

お土産物屋とかに置いてあるアクリルにレザーで気泡を入れて作る龍の彫刻とかと同じ仕組みです。

これは作ったやつ頭良いなと思いました。



LED素子が直接エジソンバルブみたいになっているのはこれまでもあったのですが、この構造は眩しすぎてエジソンバルブっぽくないし直視できなかったんです。

このノスタルジアは少し離れてみると本物と遜色ありません。

難点は明るさはかなり控えめなので、雰囲気のためだけと割り切れば最もエジソンバルブに近くLEDの電気代で使えるものだと思います。

まぁそもそもエジソンバルブ自体が現代では雰囲気だけのものですからね。

あと、ちょっと高いです。


スタンドを作ると言っても四角く切った木材にレセプタクルを入れて配線しただけです。

材質はパープルハート。

その名の通りで自然の紫色に発色している木材ですが、あまり使い道がなくて趣味で集めた銘木の在庫が残っていたので使ってみました。



どうでしょうか。

シンプルイズベストの極みですが、もっと大きい木の方がバランス良かったですね。

スイッチはコードの途中につけて本体は只々四角い感じにしてあります。


光らせるとこんな感じ。

言われなければ本物と見分けつかないと思います。


カメラの性能の関係ですごく光ってる感じですが実際にはガラスに写ってる像の方みたいな感じに線がしっかり見えます。

消費電力が3.5W程度、一般的なトイレのLED電球の半分くらいと考えるとかなり暗いです。

ただ、本物のエジソンバルブも暗いのに50Wとかあるので、LEDらしく非常に省エネですね。


あと細かいところだと、つける時と消す時に余韻が残る感じになるのですが、この拘りがなかなかに良い。

ほぼ意味ないんですけど「おおっ」っとなりますよ。