梁や根太を全部入れたら合板を敷いていきます。
剛床工法なので、このまま床下地になると共に構造材として機能します。
この合板は、N75という強度保証された75ミリの釘で止めていきます。
そんな長い釘が一枚あたり50本くらい、いかに強力な接合かわかりますね。

垂直を見て、今回は住宅でもないし精度は程々で良いので、仮に端材の合板で動かなくしてから筋交を入れていきます。
プレカットなので形はできていて、長さをちょっと切るだけ。
新築建てる大工なんてほんと誰でもできるわ〜。

筋交金物はこのように入ります。
指定本数のビスを無理なく打ちます。
実際どの程度の効果があるのかどうかは本当の所はわかりませんえー
法律でどこに何を使うか決まっておりまして、金物メーカーと政治の癒着の香りがします(笑)
まぁ無いと柱が引っこ抜けるのは事実です。
なのでガチガチに規定通り入れます。

とりあえず筋交と金物類を入れれば一安心、明日地震が来ても倒壊は免れます。
この工房は、大地震が来て万が一自宅が大ダメージを受けた時に一時避難できるように自宅よりはるかに頑丈に設計しました。
と言うより、外壁もなく超軽量でほとんど平家の建物に過剰ともいえる耐力壁を備えているため、常識的に考えて倒壊しません。
建物はまず間違いなく壊れない、とは言え土地が崩落する可能性もなくは無いので絶対に安全なシェルターでは無いですが…。
それでも備えとしてあれば安心度は増しますね。

とりあえず二階床ができたので、山積みにしてある荷物のしばらく使わないやつを上に移動して片付けて、次の工程に移りたいと思います。
本業+たまの大工仕事+工房建築なので、休みゼロでもなかなか進みませんゲロー