看板猫のナナちゃんが頻繁にトイレに行くようになりましたが、ちゃんと出ていないようでした。
一晩様子見して朝トイレチェックしたらドバッと血尿が出ていたのでさすがに動物病院へ。
時間かかって漏らすと可哀想なので近くの動物病院に初診で行ってみました。
エコーで膀胱をみると全く尿はないし石もない、明確な原因はない特発性膀胱炎ってやつとのことでした。
膀胱炎になると脳は尿があると勘違いしてトイレに行きたくなるけど、実際には尿はほぼないので出ず、夜間は尿意を感じる脳の働きが落ちるのでしばらく溜められるので朝起きた時にドバッと出るということでした。
なるほど、理屈がわかればそうかと思いますが、結構な血尿だったのでほとんどの人はさすがに不安になると思います。
で、初診登録と診察とエコーと注射とお薬で13222円なり。
動物の医療費は高い…。
まぁこれ人間なら国保で3〜4000円なのでこんなもんなんでしょうけど、今後大きめの病気のことを考えたら不安になってきました。
治療に50万円かかりますけどやらないと死にますって時にどうするか…。
心情としては当然お願いしたくても色々な事情でその時に出せないこともあるでしょう。
優先するのはどうしたって人間の方の家族、でも猫だって大切な家族。
また今回のような症状でも特発性膀胱炎ではなくて結石の可能性もあるわけなので、素人判断で病院控えるのも命に関わる危険性だってあります。
そう考えるとペット保険も検討したほうが良いのかもしれません。
この処方されたビクタスというのが抗生剤のようで、これは獣医の判断が必要っぽいですが、ウロアクトというのは天然成分由来のサプリメントのようです。
利尿作用と尿を酸性にして尿を溜めすぎず結石を予防するもののようで、これは普通に買えますし、頻発してしまう猫ちゃんの場合は獣医を通さず自分で調達するのもありかもしれません。
尿が酸性になることで悪影響があるかもって当初は言われていたようですが、実用データが集まってきたら結石全般に有効なサプリメントだと結論づけられてるみたいですね。
今回14粒で3000円取られてますから、自分で買えば四分の一です。
獣医も商売なんで仕方ないですけど流石にアコギですねぇ…。
とはいえ、今回の特発性膀胱炎の原因はストレスのケースが多いようなので寒い季節になって何か変わったかを考えてみました。
思い当たるのは室温が下がったことと、いつもいる寝室に夕方まで日が入らないことでしょうか。
うちの猫も例に漏れず日向ぼっこが好きなので、日向ぼっこスペースを用意したほうがいいのかもしれません。
あとは水不足にならないように定期的にウエットフードをあげるとか。
カリカリが好きっぽいので全部ウェットだとそれはそれでストレスになりそうなのであくまで定期的に週2回とか。
医療費1発で定期的なウエットフード代など軽く吹っ飛ぶので、少し高くとも気を付けてあげたほうが良いのかもしれません。




