ドリルで穴を開けるための機械ボール盤。

今までも使いまくってますが、なんと初めて購入しました。


これまでは1台で木工と鉄工を兼用していましたが、木材が汚れるリスクを避けたり、その為に清掃したり治具交換の時間節約のために鉄工専用にもう1台 中古で購入しました。

そもそも 鉄工ドリルの場合はそれほど高さが必要でなかったので、新しい ボール盤は小型のものにしてみました。


ボール盤の有名メーカー、キラのKND-8という機種です。
なんと41年前に製造された未使用品という奇跡。
僕より歳上です。
41年間どこで待っていたんでしょうね。
こういうものに出会うとなんか 運命感じます。

未使用なので固着した油を拭き上げたらめちゃくちゃ綺麗でノーダメージ。
あとはベアリングとかベルトは確実に経年劣化してるので交換するのがベストなんだけど、回してみたらそのままでも問題ない感じなのでちょっと様子見。
保管状況もかなり良かったんだろうなぁ。
鉄工所で予備機として倉庫に保管されたまま廃業したとかなんでしょう。

安いボール盤だとハンドルの付け根が鋳物で弱かったり、全体に精度や強度がイマイチだったりするんだけど、超一流メーカー品なので感動の品質です。
例えばハンドル付け根が鋳物だと量産はめっちゃ簡単なんですが、こいつはここが旋盤加工品になってます。
作るのは格段に面倒くさいけど鉄の塊なので穴が広がったりする可能性はかなり低いということですね。

ちなみに今使ってるボール盤もだいぶ寝かされた未使用品でした。
大工の頃のお客さんが亡くなって、自宅に発電機やらボール盤やらがほぼ未使用で玄関に山積みになってて、奥さんからとんでもなく邪魔(そりゃそうだ)だから持っていって使えるものは使ってくれとのことでいただいたものでした。
もう15年くらいは前になりますね。
貰った当時も既に製造終了している物でした。

あれから貰い物のボール盤で数千台の木製道具を作らせて貰いました。
本当にありがたい。
ただ、東芝のこのボール盤は業務用の低クラスなので各部の作りがちょっと甘くて、モーター接続部の溶接は振動で1度折れて補強したし、ハンドルの付け根は鋳物でやっぱりグラグラになったのでエポキシで補強しています。

いずれはこれもキラなどの業務用ハイクラスの程度が良い中古品に入れ替える予定です。
あと10年は持たないかなーって感じ。
でもDIY用途ならこの東芝とかのクラスで十分すぎます。
毎日のように使っていても10年は余裕ですから、趣味ならどのレベルのものでも一生使えると思います。

ただ、サイズにもよるけど新品2万円以下みたいなのはやめておいた方がいいですけどね。
これだけ重いものを送料とかマージン抜いたら原価いくらよって話で、安すぎるものは壊れないってだけで割と本当に精度がひどくて鉄くずなので。