おっと、前回から間が開いてしまいましたよ、キヨシです。
工具を持つ手を止めてでも、
伝票書いたり、ローンの申込用紙書いたりせんといけませんので、
なかなか、工場の進捗の悪さに、
ちくしょうめえぇぇぇぇl!!!
と言いたい気持ちをぐっとこらえて、お昼休みにブログ更新です。
フェイスブック用サムネイル画像
そうそう、GWのキャンプの時にクローラーで遊んだ動画をユーチューブにアップしておりましたので、貼り付けときます。
お時間のある方はご覧くださいませ。
前回は、HVの車のヒーターを、利きが悪いと怒る前に、ちょっと使い方を改めてみよう、
そんな感じでブログを始めてみました。
二回目は、MAXHOTでも、エアコンの利きが悪い、最大能力が不足した場合、お車に何ができるか、
という話です。
これに関しては、前回の、
2)
MAXHOTにしても、温まらない、
最大性能の不足、
B)
ほかの人の同じ車に乗っていて、どうも人の同じ車より、とりわけ自分の車だけ悪いと感じている、
のか?
という回答にも、つながってくるのですが、
B)の場合は、何かしら、車に問題があるかもしれないので、修理が必要な目で、お車を点検する必要もあるかもしれません。
次に、
2)
MAXHOTにしても、温まらない、
最大性能の不足、
である中で、お車の実力は、いかんなく発揮できているのに、
という、場合に話を絞って、模索したいと思います。
最初の質問に、ヒーターの効かないハイブリッド車に、ハイテンプ仕様のサーモスタットの交換はどうか?
という、質問でした。
実際サーモスタットの交換がどのようにヒーターの利きに影響するか、時系列に考えたいと思います。
1.まずエンジンがかかる、 ヒーター冷たい。
2.水温が上がる、 ヒーター暖かくなってくる。
3.サーモスタットが開く ここ以降ヒーター全力が発揮できる。
4.ラジエターに水が廻る、 ヒーター暖かい。
5.水温が安定する。 ヒーター暖かい。
という動作の流れに、まとめるとします。
1〜2の間の温度の立ち上がりは、エンジンの発生熱量に依存しますので、サーモスタット替えても、
同じですね。
3.以降、サーモスタットでラジエターに回っていない、水路の温度管理が、ハイテンプサーモによって、純正のサーモスタットの時よりも、冷却水の温度が温かく管理されますので、ヒーターの利きがええんでない?
というのが狙いです。
これに対して、リスクというか、デメリットというか、後ろ向きなことがパッと考えて、2つ、浮かびます。
1つ目、
空燃比が薄い状態、での運転状況が多いい今の車は、燃焼温度が従来の車よりも高いことが想定されるうえに、熱膨張率の大きなアルミを採用している現状、さらにヘッド周りを設計者の想定より高温にさらしてよいか?
という問題。
ですが、上の5行を書いた数日後、下の青線部分を加筆していますが、
吟味してみますと、熱膨張自体は、ヘッドだけに発生しているわけでもないので、逆にオールアルミエンジンの今、鋳鉄ブロックとアルミヘッドの組み合わせの時代の車よりも、熱による膨張の割合がそろっているともいえるので、逆に状況はいいかもしれませんね。
然し冷却水の過熱による、キャビテーションの発生等々に関しては、未知数ですが、これも、ハイブリット車の場合、相対的にエンジンの稼働時間が少ないものですから、差し引きゼロのリスクかもしれません。
が、
運転負荷の多いい使い方の人の場合は、見逃せないリスクになると思います。
並びに、
エンジンの運転、停止に伴う金属の疲労、寸法の狂い、という、超長期的なリスクに関して
金属の痛みとして、早く寿命を迎える、ということが言えるかもしれませんが、まあ、たとえて言うなら、10年たった車に、もしかしたら発生するかもしれないヘッドガスケットの水漏れ、オイル漏れを、原因はハイテンプサーモスタットでの長期間使用や!と、結びつけることのできる整備士は、なかなかいないと思います。
ただ、上に並べたいくつかのリスクが、相乗効果をもたらす使い方、に当てはまった場合の事は、だれにもわからないかもしれません。
細かいことを言いますが、競技車両や遊び車で、快適さ以上に求める達成目標があったり、短期的に使う目的にはあらず、
10年以上、10万キロ以上、調子よく使うために、なるべく壊れないように、という目線で物事を書いております。
2つ目は、
そもそも、所定の水温以上になると、アイドリングストップしたり、燃費を伸ばすために走行中のエンジンの稼働時間が減りますので、そもそも効果が出るか?
という問題。
ですね。
ここら辺を考えるに、今の車での、サーモスタットのハイテンプ化だけでは、劇的なヒーターの利きの改善は難しいかもしれないと思います。
エンジンの稼働時間を延ばす、という意味で、よろしくメカドックみたいに、水温センサーぼかすというのも、ありかもしれませんね。
あと、ミンカラ等で、プリウスのオーナー様が、ラジエターの前にダンボールを差し込んで、ラジエターにシャッターをしてしまうという手法でヒーターの利きを改善しているのを見たように思います。
これは、過去には、ラジエターに風防のシャッターを設けて、オーバークールを防止する、ようなものは、採用された車が、いくつかあります。
これに関して考えますと、
一般的に、ヒーターコアの冷却水通路は、主にエンジン本体とつながっており、ラジエターとは、直結していない気がしますので、
ラジエターで、冷やされる冷却水の最低温度の底上げをしてくるんだと思いますと、どちらかというと、ヒーターどうこうよりも、エンジン自体の、オーバークール対策にはもってこいだなあ、と改めて思うと同時に、
最高温度の上昇よりも、最低温度(こういう表現で妥当かはわかりませんが)…、というか、全体に底上げしてはくれそうやなあ、なんて思ったりもします。
しかし、安全に、しっかり効果を出す、という点において、決定打を、打つことができないなあ、と、悩んでいたのですが、
やはり、
まず試すべきは、前回のブログに書いた、MAXHOTで、満足できるかどうかが一番大事ですよ、だと思います。
その次は、インサイトなんかは、確かATの変速パターンのボタンで、スポーツ、か、パワーみたいなの押すと、アイドリングストップしない、みたいな技があったと思いますので、
フィットハイブリッドにはそんなん無いですか?
なんて思ったりもする、キヨシでした。
まあ、一番の問題は、
質問者様が、どの地方にお住まいで、
どのように厳しい冬をお過ごしになられているか、
自分には全くわかりませんので、
山陽地方の、雪が降ったら珍しい、-10℃にはまずならない、エリアの冬の感覚で、このブログを書いております。
役に立たなかったらすいませんね。
と最後に、もにょもにょ言いながら、話を締める、キヨシがお送りいたしました。
質問頂いた方に、
ブログネタの提供ありがとうございました。と、お礼申し上げるキヨシです。