ステラ タイミングベルト交換 | 修理屋キヨシのブログ/武内自動車整備工場

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はじめまして!兵庫県たつの市揖西町で車の修理屋をしているキヨシです!日々のいろんなことを書き連ねたいと思いますので、どうかお付き合いくださいね!

こんばんわ、キヨシです。

今日は、整備屋の組合の行事で、相生のスカイレーンで、ボウリングを楽しんでまいりました。

ご出席の皆様お疲れ様でしたペコリ((。´・ω・)。´_ _))

自分はあまり球技が、もとい運動が得意ではないので、どっちゃでもいいのですが、嫁と子供が喜ぶので、まあ、いいかと言う所です。

帰ってまいって、ちょいとデスクな仕事もしようとYOUTUBEの古典の漫談でも聞きながら、机に向かってございます。

 

今回はスバルのステラのタイミングベルトを交換の、作業です、キヨシです。

軽自動車のエンジンルームに、こんなツインカムのヘッドが乗っているのを見ると、クロノグラフの精巧な時計を見るような気持ちになります。

存在が尊いですね。

でも、今のホンダの軽自動車もツインカムエンジンです。

おもに、後発という理由においてですが、ホンダの方がすぐれているかもしれませんね、

キヨシがお送りいたします。

 

既に全部ばらしたところですね。

カムシャフト、クランクシャフトのオイルシールの交換と、

ウオーターポンプの交換をします。

スバルは、VIVIOの時代からEN07という型式のエンジンをひたすら熟成させてきていますので、ここに至れば車のサイズアップに伴い、手を入れる隙間も広がり、逆に整備性がよくなっていると受け取れる一台ですね。

 

まあ、550時代の軽自動車が、整備性最悪なので、それに比べれば、どれも大変助かるのですが。

 

 

シールを交換し、

ウオーターポンプと、カムのスプロケットをつけます。

 

ウオーターポンプについては、タイミングベルトの背面で駆動するタイプのエンジンですので、

特別な理由のない限り、同時交換を、決定事項としています。

タイミングベルトをかけて、

いやあ、造詣が美しいですね。

 

あとは元どうりに組み上げて、冷却水を入れてOK!!

 

20万キロまで、快調に使っていただく準備が整いました!!

 

何より、大きな事故なく、10万キロ走ってこられたということが、一番尊いと思うキヨシです。

 

 

ご入庫ありがとうございました!

 

タイミングベルト自体は、ここ最近の車についてはすべてチェーンに代わってきており、

その存在感が、薄れてきております。

お客様にはメンテ費用の負担がありますが、

しかし10万キロごとに手が入る、逆の安心というものがあったのですが、

これがチェーンタイプになりますと、

とくに問題がない限り、一生使うわけですね。

オイル交換をさぼって、チェーン周りから異音が出たりしちゃうと、その修理代が高価になるため、異音だけだったら我慢して乗るかと、逆にスカッとしないことになる場合もあります。

オイル交換をきちんと忘れずやることが、特に大事になってきている最近のお車ですので、皆様お気を付け下さい。

 

そして、

チェーンというのは逆にベルトよりも、伸びが発生しやすい代物であるのと、

その慣性重量は、ベルトに対してかなり重たいものになります。

最近増えだした、「高回転の最高出力よりも、低回転でしっかりトルクを出す」指向のエンジンだからこそ、逆にチェーンのネガティブな面を最小限に収め、メンテナンス費用の少ない、優秀なエンジンが出来上がってるんではないかと思う、キヨシがお送りいたしました!!