皆様、おはようございます。残暑あつ苦しいこの頃です。
昨日、出先で少し時間があったので、このブログの記事の書き足しをスマホよりしたのですが、家に帰ってパソコンを開いて記事を見てみますと、タグ編集エディタとかに切り替わってHTML言語がいっぱいのわけわからんモードになって元に戻せなかったので、一度ワードに記事をコピーしなおして、文章だけ入力したこの記事は新エディタ初挑戦のキヨシです。
昨日、出先で少し時間があったので、このブログの記事の書き足しをスマホよりしたのですが、家に帰ってパソコンを開いて記事を見てみますと、タグ編集エディタとかに切り替わってHTML言語がいっぱいのわけわからんモードになって元に戻せなかったので、一度ワードに記事をコピーしなおして、文章だけ入力したこの記事は新エディタ初挑戦のキヨシです。
今回の整備は少し変わった感じです。
少し前に、アクアの新車を購入いただきました!
新車ご購入有難うございました!
このアクアという車、今年春のマイナーチェンジで、国内初、超低粘度の0W-16という粘度表示のオイルを採用しています。
マイナーチェンジで、燃費を向上した一番の理由は、このオイルを採用したことに他ならないようでもあり、オイルの粘度がそこまで燃費に、左右するのか?それともこのオイルを使用できるエンジンだからこそ、そこまでの燃費が期待できるのか、よくは解りませんが、
とにかく、金属の表面処理がすごいのだそうです。
シリンダーをボーリングするときの刃の角度や送りの速度の変更や、
ピストンに特殊なコーティングをして、摺動抵抗の低減や、
金属同士が滑り接触しているところにローラーを採用し摩擦抵抗を軽減したり、
本当に、いろいろ研究がしつくされています。
日本のように、インフラ整備の整った交通事情の中では、超低エミッションを実現する、
しかもプリウスみたいに専用設計エンジンではなく、既存のNZ系エンジンからの改良を重ねて(パッと見)安価にいい物を作るこのエンジンこそが、トヨタの真骨頂かと思います。
しかもプリウスみたいに専用設計エンジンではなく、既存のNZ系エンジンからの改良を重ねて(パッと見)安価にいい物を作るこのエンジンこそが、トヨタの真骨頂かと思います。
ある意味究極のエンジンですね。
オイルに話を戻しまして、
オイルに話を戻しまして、
一応、SAE規格にも、SAE16というグレードが昨年追加されているらしく、0W-16という粘度のエンジンはこれからの世界基準になるグレードのオイルなのかもしれません。
そういう中で、最近大流行の、超低粘度オイルですが、本当にサラサラで、サラダ油のようです。
サラサラになったから、油膜切れをするかというのはまた別問題で、オイル自体の金属表面に対する吸着能力が一番大事で、粘度と潤滑能力は必ずしも一致しないのですが、エンジンオイルに求められる6つの要素の
潤滑
防錆
清浄
冷却
密閉
緩衝
作用のうち、緩衝の作用などは、もろに粘度に依存した能力なのは明らかで、
しゃばしゃばの超低燃費オイル採用エンジンはその方面に関して、エンジンオイルの助けを得られないのだと思います。
しゃばしゃばの超低燃費オイル採用エンジンはその方面に関して、エンジンオイルの助けを得られないのだと思います。
その対策として、動弁周りは、ローラーロッカーの採用で、構造的に改良されていますが、ピストンのサイドノックに関しては、主に表面処理に頼るばかりで、構造的に不安をなくしたとは言えない状態です。
つまり、普通のエンジンに入れると焼き付くへちょいオイルが入っているエンジンで、しかもこの度新車を買っていただいたのが割と無頓着なお客様でしたので、少なくとも、自分が安心して納車できるオイルを入れさせていただくことにしたのでした。
これが抜けたオイルなのですが、
白濁して、コーヒー牛乳色のオイルが抜けてきました。
これで、ええんか?と、首をひねります。
白濁というのは、一般に水分の含有のある状態で、オイルの判定としましては、待ったくのNGです。
ハイブリッド車の、エンジンは完全暖機しにくい為、短距離走行が続きますとクランクケース内の水分がいつまでも残留しますので、話の筋は通るのですが、筋が通るから、「この状態でいいのだ。」とは、元祖天才バカボンを見て育ったキヨシでもちょっと言えるはずもなく、
この超省燃費オイルに関して、
オイル屋のオッチャンや、添加剤屋のオッチャンが、
「兵庫県から、例えば東京までぶっ通しで走られると怖い」
とか、
「5,6万キロ走ったら、普通の5W-30入れたほうがええで、」
とか、
「超省燃費オイル(ウインターグレードが0番)に関しては絶対安モン入れんといてね!」
とかいうのもうなづける気がしました。
こんなオイルで、でアルミのエンジンでは、今までのエンジンの様にもたすのに、どれほど、気を使わないといけないのか、という事に対して、少しでも、エンジンが長持ちするよう、燃費も大事ですが、最低限摩耗や故障に対して安心なオイルを入れたいというのは、サービス提供者側の本意ではないかと思います。
都会に比べて、お客様の流動性が低く、ずっと同じくお付き合いさせていただく田舎の自動車屋ならば、なおさらの事ですね。
この超省燃費オイルに関して、
オイル屋のオッチャンや、添加剤屋のオッチャンが、
「兵庫県から、例えば東京までぶっ通しで走られると怖い」
とか、
「5,6万キロ走ったら、普通の5W-30入れたほうがええで、」
とか、
「超省燃費オイル(ウインターグレードが0番)に関しては絶対安モン入れんといてね!」
とかいうのもうなづける気がしました。
こんなオイルで、でアルミのエンジンでは、今までのエンジンの様にもたすのに、どれほど、気を使わないといけないのか、という事に対して、少しでも、エンジンが長持ちするよう、燃費も大事ですが、最低限摩耗や故障に対して安心なオイルを入れたいというのは、サービス提供者側の本意ではないかと思います。
都会に比べて、お客様の流動性が低く、ずっと同じくお付き合いさせていただく田舎の自動車屋ならば、なおさらの事ですね。
これが当工場のハイブリッド車のお客様に入れさせていただくスノコの0W-20オイルです。オイル屋のおっちゃんが言うに、エステルベースのオイルなので、普通のオイルより、2割ほど価格がお高いものですが、普通に入れているスノコの5W-30よりは、明らかに燃費が延びるようです。
ベースオイルがPAOの安価な化学合成油が最近増えましたが、5W-30のPAO使用の化学合成油でも、焚きが速い(オイル消費量が多い)くて、ひやっとしたことがあります。
安物の低粘度オイルは、要注意です。
なんだか尻切れトンボ気味ですが、今回はここいらで終わらせて、昼からの仕事をばりっとやってまいりたいと思います!
ベースオイルがPAOの安価な化学合成油が最近増えましたが、5W-30のPAO使用の化学合成油でも、焚きが速い(オイル消費量が多い)くて、ひやっとしたことがあります。
安物の低粘度オイルは、要注意です。
なんだか尻切れトンボ気味ですが、今回はここいらで終わらせて、昼からの仕事をばりっとやってまいりたいと思います!