革の種類について①~動物の種類と生育状態による種類~ | ハンンドメイド革製品のクラフトクラウド | フィギュアカービングとハンドメイド革製品のクラフトクラウド

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革 ~動物の種類と牛の生育状態による種類~




以前からよく

「革って何種類くらいあるんですか?」

とか 

「この革とこの革の違いって何なんですか?」

など、革の根本的な部分に関する質問を受けるのですが、順序立てて説明していくとかなり時間がかかります( ̄□ ̄;)


ですので、ブログネタとして説明していこうかなと思いますo(^▽^)o

もちろん私が書く説明文にはいつも「蛇足」がつきます。
話の内容が右往左往している内に蛇がムカデになっちゃってるかもしれませんが、お付き合いくださいm(_ _ )m



さてと・・・

革が皮膚として生きている状態の話からさせていただきます!



やっぱり「革の種類」と言われて、まず思い浮かべるのは動物の種類ですよね?



販売、使用されている革の動物の種類をここに列挙しますo(^-^)o



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現物写真を利用するとリアルすぎるので、イラスト表示にしました(笑)



牛・豚・羊・山羊・馬・鹿・ワニ・トカゲ・ヘビ・ダチョウ・ウサギ・カンガルー・象・サメ・エイ・蛙・ウナギ・バッファロー・・・・え~っと・・・・キツネ・アザラシ・イタチ・・・・他にもまだまだあると思います(*^ー^)ノ



もちろん革の名称は動物の名前とは違うものもありますのでご注意を。
例えばダチョウ革の事は「オーストリッチ」という風に。



珍しいもので言えば「風が吹けば桶屋が儲かる」(※)の中にも出てくる「猫革」なんてものも過去にはありました(・ω・)/もちろん「犬革」もね。

※「風が吹けば・・・儲かる」・・・とは?
風が吹いたら砂が舞う、砂が舞ったら目に入る、目に入ったら病気が増える、病気が増えたら盲目の人が増える、盲目の人が増えたら三味線弾きが増える、三味線弾きが増えたら猫が減る、猫が減ったら鼠が増える、鼠が増えたら桶が減る、桶が減ったら桶屋が儲かる・・・・の略です。
昔、三味線の本体には猫の革が使われていました。現在は使われていません。





日本では唯一豚革(豚皮)だけが国内生産のみで賄われていて海外へも輸出しています。
これはなぜかというと、日本人が豚肉を好んで食すからだと言われています。

だったら海外はどうなのよ?
と思い覗いてみると、なんと海外では豚革はあまり使われていませんでした。


あまり主食じゃないんでしょうね。
近年、やっとこさ海外でも豚革の良さに(安価で良質)に気づき始めいているようですよ(  ゚ ▽ ゚ ;)




じゃぁ牛の革はというと。


牛の原皮(身から剥いだ生の皮)の最大産出国はもちろんアメリカ。牛肉大好き。桁が違います(笑)


日本国内でも牛皮の生産はありますがかなり少なく、国内産の牛皮を国内で鞣(なめ)した牛革の事を「地生(じなま)」と言って別扱いをされています。もちろん地生を専門に扱う革屋さんもあり、「よりこだわっています」という印象を与えてくれます。


全体平均としてみた時に、地生の品質としては薄くて硬いので加工がしにくいらしく、国内産牛革全体の中では鞄や靴ではあまり使わずに自動車のシートなどに使用する割合が多いというデータもありました。


もちろん少ない割合で、良い原皮、良い鞣し(なめし)をされた革もありますので、そういうA級品の皮革は鞄や靴、家具などに使用されてます。
日本の牛は日本人に似ておとなしいので、革に傷が少ないのが一番のメリットですね(‐^▽^‐)


地生に関してもう一つ知っているのは、海外では牛を見て牧場を判別できるように牛のお尻に焼印をします。
これが国内産には無いんです。たしかインクで直接落書きみたいに書かれているのを見たことがあるんで、方法が違うんでしょうね。


「なんでケツに焼印するんよ!!!」
「革の中でもお尻部分(ベンズと言います)が一番良い部分なのに、いつも焼印があって邪魔なのよ!!」


と思っている方は地生を試してください。それか、焼印なしで少々割高になる革を実際にお店に見に行って購入してください。あまり無いと思いますが。





日本では「革」と言えば、牛・豚・羊・山羊くらいが主な革とされていて、それ以外の爬虫類系などは「エキゾチックレザー」という名称で別扱いされています。


「エキゾチックレザー」というのは意訳したら「家畜以外の革」という意味。
要するに上記の「牛・豚・羊・山羊」以外の革です。・・・・馬・・・・も家畜ですね(笑)
恐らく国内革業界だけの造語です。元はペット業界、獣医業界で使われる「Exotic animal(エキゾチックアニマル)」から単語が作られています。


このエキゾチックレザーというのはあまりにも大雑把な革の種類なんですが、それぞれ種類も特徴も違うので、実際にその革を使ってモノを作る事が難しいんです。

まぁ、トカゲ、ワニ、エイ、あたりは普通に売ってもいますが、練習程度の気分で購入するのはなんかワニに悪いような気持になります(笑)。。。。だって一匹吊るされて売ってたり、コブラなんて顔ついてたりしますからね!感情移入しちゃうでしょ!




はい、話戻しまぁす。






国や地域別、国内の革事情、輸出入の話も説明しようかと思いましたが、マニアックすぎるのでもっとわかり易い話をします。





ここからは上記の色んな動物の中でも牛の皮の種類に限らせて説明をしていきます




と、その前に・・・うっとうしい説明ばかりで申し訳ないんですが・・・さらに鬱陶しくするために(笑)



文章の中で「皮」「革」の文字を使い分けている事にお気づきでしょうか?


とは生きている動物の皮の状態から剥がされて塩漬けにされて、色々な処理をして鞣し工程までの状態の皮の事を指します。

とは皮から鞣しの工程を経て、素材・材料として完成したものの事を指します。

要するに「牛革」の原材料は「牛皮」ということです(・ω・)/




使い分けてるつもりですがたまに怪しい文章があるので、突っ込まないでください。
一応文意考えながら使い分けてます。





種類の話に戻します(´・ω・`)


牛の革は生後何か月、何年の牛から採れた皮かでも種類が変わります。

これはわかり易く言うと、皮膚の老化や年齢によるシワや傷の多さ、繊維の緻密さによって段階を設けいているという事です。

もちろん、体が大きな牛は皮の面積も広く子牛は面積が狭いので、革の単価にも大きく影響しますし、質の面でもかなりの差があります。でも、若ければ良いってことでもなく、種類を知り、それぞれの質を知れば作るモノや、用途によってTPOに合う革を選ぶことができ、より良い商品づくりに繋がります。




ハラコ (胎児)
主に毛革として使用。胎内で死んでしまった牛の胎児から採れる皮なので、かなり希少。
産まれてすぐ死んでしまった子牛もハラコとして扱われる事もあるそうですが、基本的には胎内の子牛から採れる皮に対しての名称。


ベビーカーフ (生後三か月迄)
薄く柔らかい上質な皮、赤ちゃんの肌のように繊細です。主にタンニン鞣しで鞣されます。
面積が狭いので鞄よりも小物に使われています。


カーフ (生後三か月~六か月)
そこそこ面積が取れる牛皮の中では最上級品。子牛なので傷も少なく、厚さもあるので小物はもちろんハンドバックなどにも使われています。


キップ (生後六か月~二年)
この辺りから皮の面積が大きくなってきます。まだまだ傷も少なく綺麗な皮でカーフよりも丈夫なので、鞄などにも使われます。


ステアハイド (生後二年以上。生後三か月~六か月の間に去勢された雄牛)
一般的な牛皮はこのステアハイドです。去勢をすることで雄同士の喧嘩を少なくして傷が付かないようにしてあり、成牛になることで皮の面積もかなり大きなものになります。食肉も去勢することで良質になると言われています。厚さもあるので、用途によって薄く漉き多種多様なものに使われています。厚みが比較的平均しています。


カウハイド (生後一年半~二年以上。お産をした後の雌牛)

お産を経験しているので、ステアハイドより柔らかく、若干薄いのが特徴。お腹部分は繊維が粗いのも特有です。


ブル (生後三年以上の雄牛)
去勢をせずに育った雄牛です。傷などは多くなりますが、強度があり分厚いのが特徴。
粗々しい無骨なデザインのモノには最高の雰囲気を出してくれます。




皮には牛の生育状態だけでこれだけの種類があります。
この種類も国や地域によって分類が変わりますし、各種類の中でもポンド数(重さ)によって更に細分化された種類分けがありますが、ここでは主な種類だけに絞らせていただきました。






と、ここまで動物の種類と、牛の生育状態による革の種類について説明してきました。


生きている状態から順序立てて説明していきますので。この先は・・・



皮の部位による種類の話(かなりマニアック)

鞣し(なめし)による革の種類の話 (難しい、長い、ややこしい話になります)

鞣し後の仕上げ加工による革の種類の話 (間違った認識をしている人が多い部分の話。知識として知っていてもらいたい話です。)

ヌメ革とタンローとサドルレザーの違いの話 (レザークラフトやってない人には興味が出ない話になります)






等々、よりディープな話をする予定です・・・・( ̄_ ̄ i)・・・・今度はもう少し写真入れます。




ご清聴ありがとうございました。。。