母親の事を思う。

 

聴いていた音楽はピアノ協奏曲とかクラッシック

趣味は司馬遼太郎とかの読書、推理小説とかも読んでいた。暇なときはいつも読書だった気がする。

歳をとってからは数独をしていた。

TVはニュース、刑事コロンボも見ていた。

無口で真面目な人だった。

 

高校は当時県で一番の進学校、なので同級生に医者や弁護士が結構いたらしい。

お金がなくて県立大学しかでていない(首席で入って首席で卒業)。

栄養士で病院に就職していた。

兄弟は病院住み込みで看護師とかetc・・・。

父親が料理屋を始めてからは他人の5倍働いていた。

無口で女将さんには合わないと言われていたけど繁盛店になっていた。

 

料理屋だったのでよく一緒にシャコを剥いていたのを覚えている。

昔は瀬戸内海ではシャコが山ほど獲れて市場で安く売っていた。

シャコ剥きは失敗するとおやつになる。だけど料理屋の他の手伝いがしんどくて嫌だった。

 

しかし、一体、人生何が楽しかったのだろう??

あんなに真面目で堅物で本当に一体何が楽しかったのだろう??

 

旅行もいかず、車にも乗らず、付き合いもせず、いい服を買うわけでもなく仕事ばかり、趣味は時間が空けば司馬遼太郎とかの真面目な本の読書やピアノ協奏曲を聴いたり、刑事コロンボが好きだった。ニュースも良く見ていた。

息子ながら全く1mmも0%も理解ができなかった。

 

ただ本当に賢い人だったと思う。

勉強ができるという意味ではなくて全ての見方や考え方が本当に本当に賢い人だったと思う。

嫁もあの人は賢いといつも言っていた。

 

バイクには乗るなと言っていたので目の黒いうちは乗れなかったけどそれはそれで残念ではなかった。

人の考え方はそれぞれであろうと思うので・・・。