3年前、東京湾にシャチの群れが現われた時に追っかけて以来
久しぶりに原チャリ・ズーマー号で
南房総へ日帰りツーリングに行ってきたよ
3年前の房総ツーリングの記事はこちらから↓
https://ameblo.jp/craft-miu/entry-12033070485.html
久里浜港から東京湾フェリーに乗って向かうは
対岸の南房総入口、金谷港
しかしそれにしても・・・
船内のガラガラ感が凄かった!
夏休みも終わりの朝8:20発ってこんなもんなんだな
乗客の誰かが呟いてたよ「こりゃ赤字だね~」って( ´艸`)
東京湾の真ん中あたり
この日は強い南風でうねりがあって船はそこそこ揺れたんだ
でも定刻通りam9:00に金谷港に着岸
船から降りて一息ついて
さあ、南房総ツーリングの始まりだー!(≧▽≦)
安全運転で参りましょうね!(原チャリツーリングのコツは・・・後続車にうまく追い越してもらうこと、それにつきる!)
金谷からR127を南下すること20分程
道の駅「富楽里(ふらり)とみやま」にてトイレ休憩
この建物の1Fは地場の物産販売コーナーになってんだけど
ここでビックリな「新米」売ってるのを発見!
まだ8月なのに新米って何でぇ?( °д°)
「富楽里とみやま」の周囲をはじめ
房総半島の内陸側はあちこちに田んぼが広がってて
その温暖な気候から東日本のどこよりも早い
田植えと収穫がされてるそうなんだ
なるほどだから8月末にもかかわらず
黄金色に首を垂れる稲穂が見られるんだね(´∀`)
海沿いのR127を走って南房総の中心地・館山へ
以前、友人G君と正月ドライブで来た「渚の駅・たてやま」
そのすぐ横にある長さ500mもある「館山夕日桟橋」は
大型観光船なども停泊できるみたい
てことで、地元近隣の太公望たちにとっては
絶好のポイントになってるようで
平日にもかかわらずこの日も釣り客で結構にぎわってたよ
それにしても周囲の海が青いなー!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そんな青い海を走るのはこの桟橋から発着する観光船
船底に大きな窓がついてて水中が見られる半潜水船だ
随分前に館山の波佐間海岸でこの手の船に乗ったけど
そんときゃいやはや見事に酔った
この日も波っけがかなりあったから
もし乗ったら船内をゲロだらけにしちゃいそうだな(*≧m≦*)ププッ
「渚の駅・たてやま」館内には小さな水族館があるんだ
メインの大きなプールにはイシダイやメジナなどが泳ぎ
その周囲の小さな水槽には
スズメダイやトラフグなんかが展示されてる
そんな小さな水槽にいたウツボくん
同じ水槽には
オレンジや白の斑点模様がド派手な
トラウツボさんも同居してたよ
カメラを向けたら口を開いて鋭い歯をむき出しに
いきなりの撮影にもしかして怒った?。(;°皿°)
併設の「渚の博物館」の壁面に描かれたイラストは
館山市在住のとある有名な人の作
誰が描いたものか判るかな?答えは次回のブログで(笑)
「渚の駅・たてやま」で小一時間ほど遊んだのち
R128を30分ほど走ってやって来たのがこの日の目的地
道の駅「和田浦WA・O!」だ
外房和田浦(南房総市和田町)は「鯨の町」
沿岸捕鯨でツチクジラを獲っているんだよ
初めましての道の駅は思ってたより随分小さめ
この日周った道の駅の中じゃ一番小さいかも
期待してた沿岸捕鯨の歴史文化に関する展示が
全くないのは本当に残念
せっかくの町の文化をここで紹介しなくてどうするんだ?
(和歌山県太地町のような目に合うのが怖いのかな?)
中に入るとドーム天井から何かぶら下がってるぞ?
これってイルカ?
いやいや、イルカの様に見えるけどこの形がツチクジラなのだ
3m程の体表に和柄の絵が描かれたオブジェがその正体
実際のツチクジラは体長約10m(それでも小型鯨類に分類されて沿岸
捕鯨の対象になっている)、体色は黒っぽい鯨らしい色で
頭にイルカの様な口ばしがあり
それが槌(ツチ:草履などを作る際、稲わらを柔らかくするための叩く道具)の形に似ていることからツチクジラと呼ばれてるんだ
彼らは200mもの深海に潜って
柔らかいイカ類を餌にしているので歯がほとんどないのが
イルカとの大きな違いかな(イルカは魚食性なので捕えた魚を逃がさない為に歯がぎっしり生えてる、でも噛まずに丸呑みにするのはどちらも同じだね)
そのツチクジラで作った「鯨竜田揚げ定食」が食べたかったんだ
和田浦に来たら海鮮丼やアジフライ定食じゃなくて
絶対クジラ料理でしょ!
鯨食べなきゃ
和田浦まで来た意味ないぜ!ヽ(`Д´)ノ
(・・・と、カウンターの隣でアジフライ定食食べてたおじさんと、その向こうで海鮮丼食べてたライダー氏に言いたいっ)
鯨竜田揚げ、小学生時分は給食によく出たっけなぁ
僕ら世代には懐かしい昭和の鯨肉メニューだ
こちらの竜田揚げは衣の片栗粉がちょっと粉っぽかったけど
充分美味しく頂きました、もちろん完食ですm(_ _ )mごちそうさまでした
定食に付いてきた箸置き
よく出来てるなぁと思ったら本物だったo(^▽^)o
千葉県は落花生の生産が日本一だもんな
和田浦WA・O!の駐車場にて
ズーマー号の雄姿とピンクの夾竹桃がきれいだろ(^ε^)♪
和田浦漁港のトイレの壁面に描かれたツチクジラ
ちょっとイビツなのが愛らしいじゃないか!
和田白渚海岸の鯨のオブジェ(背中が花壇になってるらしい)
こちらはマッコウクジラがモデルだね
ツチクジラとは同じ歯クジラの仲間だし
この辺マッコウも出没する海域だからまぁ許そうか(゚_゚i)
そして千倉へと向かうフラワーライン脇にあった
和田町の古いレリーフ看板・・・てか
これに至ってはもうツチクジラとは全然違うザトウクジラだし!
小笠原村ならアリだけど和田町じゃぁナシだろコレは!(´Д`;)
「固いこと言うなよ同じクジラじゃん」てな言い訳は
クジラ大好きみうたまには通用せんでぇぇ
でもレリーフ自体はとても良く出来てるんだよ
フラワーライン途中の道の駅「ローズマリー公園」
そのトイレの男性用便器の底にカエルがいたぞ!Σ(゚д゚;)
生死は不明なれど、もしここで死んじゃったのなら
カエル人生的には一生の不覚だったに違いない
千倉町の道の駅「ちくら・潮風王国」への道のりは
その名のとおり物凄い向かい風だった(((( ;°Д°))))
この風は馬力の無い50ccには過酷すぎるぜ
そうしてやっと到着して最初に見たのがフカヒレ~
「ちくら・潮風王国」の池に固定された「第一千倉丸」
ちゃんと中に入れるのが嬉しいじやないか
コンクリなどで造った模造船ではなく
しっかり現役で使われてただろうFRP船だったよ
ブリッジからの眺望、千倉の海が美しいねぇヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
船首から見た青空、太陽がまぶしいよぉ(そしてめちゃくちゃ暑かった)
千倉から館山に戻り、R127のバイパスを北上
南房総市富浦町の道の駅「とみうら枇杷倶楽部」へ
ここは以前に何度か来たことのある道の駅で
「全国道の駅グランプリ」で最優秀賞を受賞したこともある
佇まいの美しい道の駅なんだ
ここへ来た目的はコレ、「びわソフトクリーム」v(。・ω・。)ィェィ♪
美味しいと評判で、芸能人のサイン色紙も沢山あったよ
で、お味は・・・・・ん?正直ビワの味あんまりしないなぁ
期待が大きすぎたかな?
これで400円はちょっと高いかも
同じ敷地内にある物産販売「とみうらマート」にあったのは
激安のイセエビ600円!え━━━(゚o゚〃)━━━!!!
さらにセミエビも600円てナニコレ!?*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
しかもセミエビは「鑑賞用」なんて書いてあるじゃない!
ちなみにセミエビはイセエビとサザエの下敷きになって
水槽の底で這いつくばってたぞ
う~ん、セミエビ欲しいなぁ
今度来るときはバケツとブク持ってこようっと
「とみうら枇杷倶楽部」から程近い
富浦の街中にある「釜新肉店」さん
ここで売ってるオリジナルの「イカメンチ」が美味いと聞いて
晩飯のおかずにと2個購入
見た目は普通のメンチカツ、でも中には挽肉の代わりにイカが
ぎっしり詰まってて超美味かったよ(°∀°)b
実はこのイカメンチ、今をときめくアイドルグループ
乃木坂46メンバーの高山一美嬢が絶賛おススメしてるのさ
高山嬢は富浦町のある南房総市の出身で
市の観光大使もしており
以前ある番組でここのイカメンチを紹介してたんだ
店内には高山嬢のサインや写真集も飾ってあって
地元愛に溢れたほのぼのした空間になってたよ(‐^▽^‐)
ちなみに1個150円、でも9月から180円に値上げするとのこと
店のおばちゃん曰く「原料のイカが不漁でやむなく」って話だけど
美味しいから全然問題ないよ~
むしろなくなっちゃったら困る人の方が多そうだね
富浦町の原岡海岸に寄った時に見つけた
シーカヤックスクールの倉庫用コンテナに描かれた素敵な絵
南の島々で暮らす現地人が描いたような図柄と色合いが
とっても好きだなぁo(^▽^)o
原岡海岸や岩井海岸に寄り道してたら
ギリ16:20発の船に間に合わず
約一時間金谷港で次便を待つ羽目に(笑)
でもそのおかげでフェリーの船内から
きれいな夕景が見られたんだ
朝ドラ「半分青い」のオープニングに出てきそうな鳥の形は
たまたま写り込んだカモメのシルエットだよ(`∀´)
もうすぐ久里浜港ってとこからの夕景
久里浜火力発電所の二本煙突がかっちょいいでしょ
流れる雲の形が美しいねぇ
この日は最高の夕焼けだったのに・・・( ゚∀゚; )タラー
三浦半島の山越しのシルエット富士
なんだか富士山に夕日が沈みそうな気がしない?
そろそろダイヤモンド富士が見られるかも
なんて思ってたらあえ無くデジカメ電池切れのサイン
そっかー、コイツよく電気食うカメラだったっけエェ━(´Д`υ)━・・・
久里浜港に着岸し、これにて原チャリツーリングの終了成り
葉山の家まであとちょっと、安全運転で帰りましょう