先日TBS TVの「情熱大陸」にて

千葉大学医学部付属病院にある

総合診療科と生坂政臣先生の取り組みについての

番組がありました

 

ここの総合診療科はNHKでも

以前取り上げられましたが

他のいくつもの病院で診断のつかない患者さんに

複数の医師で時間を掛けて原因や病名など治療へ

つないでおり

多くの患者さんが全国から押し寄せている診療科

なのです

 

番組では一人の患者さんの診察に

何人もの医師が対応して

原因究明に取り組んでおり最初の問診だけでも

 

たとえば副腎不全と診断のついた患者さんの場合

7時間もかけて丁寧な問診や検査を行っていました

 

驚いたのは最初車椅子で歩けなくて

しかもあちこちで診て貰っても治らず

学校に行けなかった学生の患者さんが

総合診療科に受診し問題点を確認したら

次の診察の際廊下を自力でスタスタ歩いて

いるのを映像で紹介したところです

 

生坂先生が中心になり若い先生たちと

チームで患者さんに専門家として

熱心に取り組むすがたが印象的でしたし

とても素晴らしいと思いました

 

ただここの診察を受けるには

完全予約制で

基本「セカンドオピニオンとしての

診察」の位置付けなので

 

前受診した

医師あるいは病院と交渉して紹介して貰わないと

いけないということと

「自由診療」なので診察料が高額になる

(2024年6月現在一回の診察に5万5千円)

 

ちなみに総合診療科の中心人物の生坂先生は

65才となり今年3月で退職されたと思います。

 

私の通う大学病院には総合診療内科がありまして

内分泌の昔の主治医(一発で下垂体前葉機能低下症

と見破ってくれた方)に「いつもの痛みと違う痛みが

広がってきてる」と訴えたところ

 

ささっと院内コンサルテーションで

「線維筋痛症の可能性を打ち消して欲しい」と

総合診療科に回してくれたことがあり

受診したことがあります

(ちなみに当時私は線維筋痛症といぅ病気の存在も

知りませんでした)

でも普通の内科と変わらなかったし診察の時間も

同様でした

 

番組を見てこういう診療科のある病院も

原因不明の症状で

苦しんでいる患者のために必要だと思いました

 

金額的に見ると大変で誰にも門戸を開いている

けれど実際は誰も気軽にはかかれないのが

少し残念に思いましたが

仕方ないのかも知れませんし

 

あちこちの病院を訪れ

長い無駄な時間をかけるよりは

良いのかも知れません

 

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