ラ・リーガ第33節。
我らがアトレティコ・マドリードはホームでカディスと対戦。

前日の試合で2位のレアル・マドリードが久保建英くんに恩返しゴールを喰らうなど、1-2で敗戦したことにより、この試合に勝利すればレアルを抜いて2位浮上となるアトレティコ。

直近のバジャドリード戦を5-2で勝利したアトレティコ。
過密日程となりましたが前節と同じ先発メンバーを起用。2トップにアルバロ・モラタとアントワーヌ・グリーズマンを据えた[3-5-2]の布陣で試合に臨みました。






そしてアトレティコは開始早々いきなり試合を動かします!
試合開始わずか2分、ボックス左から侵入したヤニック・カラスコの落としをグリーズマンが左足で強烈なダイレクトシュートを豪快に右隅に突き刺す先制ゴール!

リーグ後半戦絶好調のグリーズマンはこれで今シーズン12ゴール目!




そしてこのゴール直後に見せた謎のゴールパフォーマンス!

これはドラム…??





さらに前半27分、右サイドをドリブルで持ち上がったグリーズマンがエリア手前でトーマス・レマルとのワンツーから左足でこちらも豪快にゴールネットを揺らして2点目!




グリーズマンは29節アルメリア戦に続く今シーズン2回目のドブレーテ(1試合2ゴール)!!

シーズンゴール数を13まで伸ばしました!






後半に入るとまたしても開始直後の4分、エリア左でパスを受けたエルモソが相手ディフェンスの全ての注意を自分に引き寄せてから逆サイドへクロスを入れると、ファーサイドでドフリーになっていたモラタが楽々ゲット!




モラタもグリーズマンに並ぶ今シーズン13ゴール目!





さらに後半10分、グリーズマンとのパス交換から抜け出したレマルのクロスがカディスのアルカラスの腕に当たると、VAR判定の結果PKを獲得!




グリーズマンはこのPKを決めればハットトリックという可能性もありましたが、
ここはキッカーはヤニック・カラスコ!

豪快に左隅に突き刺してアトレティコ4点目!




後半27分にロサーノの強烈なミドルシュートで1点を返されましたが、
その直後にロドリゴ・デ・パウルの絶妙スルーパスからエリア右に抜け出したナウエル・モリーナが冷静に決めて5点目!




試合はこのまま終了。
5-1で勝利のアトレティコは、前節のバジャドリード戦に続き、なんと2試合連続の5得点!

そしてこの勝利で勝ち点69として、ついにレアルを抜き去って2位に浮上となりました!





この試合の『マン・オブ・ザ・マッチ』はもちろんドブレーテのグリーズマン!

『僕らはとてもこの瞬間を楽しんでいる。
5得点決めて勝利できたことは嬉しい。
さらに僕らは頑張って出来るだけ上位を目指していくよ。』


グリーズマンの調子に比例するように2023年年明けから絶好調のアトレティコ。

グリーズマンが話していた通り、僕自身も今はアトレティコの試合がある度にワクワクし、非常に楽しい時間を過ごせています。

グリーズマン自身も謎の新パフォーマンスを披露するなど、非常に陽気な気持ちでプレー出来ており、もはや前所属時のような大黒柱、ムードメーカーとしての存在感を発揮してくれています。

迷いを断ち切り、今はアトレティコでプレーすることを楽しんでいるグリーズマン!
残り試合でもどんどんゴールやアシストを決めてくれることでしょう!





チャンピオンズリーグ出場圏内となる4位以内はまず大丈夫だとは思いますが、レアルより上にいることが大きいはずですので、
残り5試合、何とか2位フィニッシュとなれるようにチーム全体のモチベーションとして持ち続けてほしいです!