ラ・リーガ第26節
我らがアトレティコ・マドリードはホームでバレンシアと対戦。
現在ラ・リーガ2連勝中のアトレティコは9戦負けなし(6勝3分)と好調をキープ。
残留争いに巻き込まれて決死の戦いが続くバレンシアが相手とはいえ、ここは着実に勝ち点を積み重ねたいところです。
試合は序盤からホームのアトレティコ主導権を握り、まずは20分、エリア手前でボールを受けたマルコス・ジョレンテが中央へ繋ぐと、ロドリゴ・デ・パウルがマリオ・エルモソとのワンツーから斜めのパスを送り、最後はメンフィスがシュートを放つも、前回のアウェイ・メスタージャでの対戦でも再三苦しめられたGKギオルギ・ママルダシュビリのビッグセーブに阻まれます。
しかし!そんな依然として続いたママルダシュビリの呪縛を解き放ったのはこの男でした!
直後の前半23分!
右サイドで前を向いたマルコス・ジョレンテがペナルティエリア手前でまでボールを持ち運んでスルーパス!
それに抜け出したアントワーヌ・グリーズマンが左足で流し込んでの先制ゴール!
そしてこのゴールの直後、久しぶりに見せたこの指振りパフォーマンス!
2試合前のセビージャ戦での鮮やかなロングシュートにより、ついに僕も彼を免罪する意味での復帰後初の『あっぱれ!』を出したばかりですが、
バルサ移籍前にアトレティコで天下無双の絶対的エースとして活躍していたあの頃に毎回のように見せていたこのお馴染みのパフォーマンス!
まさに『アトレティコのグリーズマン』が完全に僕らの前に帰ってきたという何よりの証です!
もはやバルサに行ってたことなど我々にとってだけではなく、彼にとっても『黒歴史』!!
完全復活・完全復帰を表してくれたグリーズマンには、今回ももちろん『あっぱれ!』(*≧∇≦)ノ!!
前半29分、バレンシアは右サイドからのアーリークロスにフリーで反応したウーゴ・ドゥロがダイレクトで流し込んだものの、VARチェックの結果直前のプレーでファウルがあったためノーゴールの判定。
※前回バレンシアとの対戦時にもこういうゴール取り消しに助けられました(^_^;)。
後半に入り4分、アトレティコはマルコス・ジョレンテがドリブルで中央へ切り込んでシュートまで持ち込み、一旦はGKママルダシュビリに弾き出されたものの、
クリアボールを拾ったヤニック・カラスコが左サイドから駆け上がり、デ・パウルとのワンツーからエリア内に侵入し、そのまま右足でファーサイドに流し込んで2点目!
さらに後半22分、グリーズマンから左へ送ると、追い付いたアルバロ・モラタが絶妙な切り返しから左足でクロスを送ると、ファーサイドのトーマス・ルマールがヘディングで叩き込んで3点目!
前回のホーム戦のセビージャ戦同様のゴールラッシュに本拠地シビタス・メトロポリターノの大観衆は興奮のるつぼと化します(*≧∇≦)ノ!!
3-0で試合を締めたアトレティコはこれでリーグ戦3連勝、10戦負けなしと依然好調をキープ!
代表ウィークによる中断を挟んでの次節、アトレティコは4月2日にチャンピオンズリーグ出場権を争うライバル・ベティスをホーム戦!
復活したグリーズマンは昨年も似たようなシチュエーションでのベティス戦で決定的なチャンスを逃したことで『喝!』を出したことが思い出されますが、もはや彼はあの時の彼ではありません!
今回のベティス戦でもチームを勝利へと導くゴールを決めてくれると信じます!