一向一揆を沈め、三河を平定しつつあった家康は、東の遠江の今川領にも目を向け、調略を進めていました。


ここは後の浜松となる引間城。
ここの城主である飯尾連龍はあの田鶴の夫でした…。




彼は松平と今川との間を取り持ちたいと考えていましたが、
上ノ郷城で兄の鵜殿長照を討った仇である家康と飯尾連龍が手を結ぼうとしていたことをあの田鶴が快く思うわけはないのですが…。



そしてある日、家康の母の於大の方様が家康と瀬名のふたりを訪ねてきます。

何の話しかと思えば、瀬名に対して竹千代と亀に続く子供はいつお産みになる?という話でした。
瀬名がこれ以上子供を産む意思がないことを示すと、
『そなたは女子としてはもう用済み』
という問題発言…。
これを見ていた女性視聴者にとっては放送コードギリギリの発言にもなりかねませんね…。




さらに
『もし竹千代と亀が死んでしまったらどうするのです?』
という於大様の発言からついに瀬名がキレてしまい、嫁姑による大喧嘩が(  ̄□ ̄;;)!!




結局於大様の言いたいことは、早く側室を持ちなされということでした。




しかし家康は当初断固として拒否。
於大様を突き返そうとしましたが、瀬名は側室の話には賛成の様子でした。
子をたくさん設けて松平家を磐石なモノにしたいという考えは女性同士では一致した考えのようでした。





こうして始まった側室選び…。
家康ひとりと多数の女性による大がかりなお見合いパーティーのようなものでしたが、なかなか決まらず(^_^;)。



そこで於大様や瀬名は自分達で側室を選び出すと言い始めます。





そんなある日、一頭の猪を見事なナタ裁きでシメて卸し始めるひとりの勇ましい女性が現れます。

なんとかつて家康に討たれたあの鵜殿一族の出身で名前はお葉といいました。
今ではこの岡崎で下働きをしているというのです。




その話を聞いた於大様はそのお葉を大層気に入り、直ぐ様家康の側室候補に決めてしまいます。



於大様や瀬名らの説得により、お葉は側室の話を受け入れる決意をしてくれましたが、あまりに早すぎる決定に家康は困惑…。
男勝りな腕っぷしのいい女子ということでややビビっていたのでした(^_^;)。
そして何より鵜殿の一族であることが引っ掛かっていました。



そして迎えた家康との初夜…。
未だにお葉への疑いが晴れない家康は未だにおどおどした様子(^_^;)。




耳を触る、お腹をさすれば家康は喜ぶという瀬名たちのアドバイス通りにはしたものの、お葉の性格上、少々荒っぽくなってしまい、かえって逆効果となってしまいました(;゚Д゚)。





『誰か!助けてくれ!』

当然そうなりますよね(^_^;)。



そんなある日、あの木下藤吉郎が訪ねてきます。




あのお市様が近江の浅井長政に嫁いだという知らせでした。
東には松平家、西には浅井家という強力な同盟相手を設けることで、信長は上洛への足掛かりを磐石なものにしようとしていました。

そしてこの後生まれるお市様の子供たちが家康の運命を大きく変えていくことになるのです…。




そして、お葉はその後も献身的に家康に奉公を続け、その姿に家康もお葉に対して次第にお葉に対する疑いを晴らし、心を開くようになっていきました。




そしてついにお葉との間に女の子が誕生。
この子が後の督姫となり、北条氏康の孫である氏直に嫁ぐことになります。



その後も仲睦まじく続くと思われた家康とお葉の側室関係ですが、
ある日突然お葉が側室の務めを終わりにしたいと言い出します。

その理由は他に思いを寄せる相手が現れたというのです。



激怒する家康は、
『すぐに連れて参れ!』
と怒鳴りつけ、





その結果現れたのは、同じく家康の元で奉公を努めていた『女性』の美代でした…。

実はお葉は同性愛者でした…。
これにはさすがに家康といえども口出しも手出しも出来ず、今回の件は2人とも不問とすることにしました…。



家康の側室問題が一段落した頃、時代は風雲急を告げていました。

京の将軍・足利義輝が暗殺されたのです…。




天下が乱れ始め、ついに自分が上洛する好機をつかんだと不適に笑う織田信長…。




そして甲斐の武田信玄はかつての同盟相手だった今川家の駿河への侵攻に向けて動き始めました…。




その標的とされている駿河の今川氏真は…、
この回の冒頭で今川と松平との橋渡しとなるよう尽力する決意していた飯尾連龍を『裏切り者』と一方的に断罪して斬りつけてしまいました…。




告げ口したのはもちろん彼の妻である田鶴…。




家康との戦の際に、関口親子と瀬名のあの姿を見て少しは人として一皮剥けたかに見えた氏真ですが、実は何も変わっていませんでした。

義元公、たまにはこのボンボン息子の夢枕にも現れてください…。




そしてなんと家康の元には武田信玄から文が届いていました!
その内容はなんと彼直々の家康との面会(  ̄□ ̄;;)!!

家康の運命も大きく動き始めます!!




ついに始まる武田信玄の駿河侵攻!




信玄との談判により西から今川領を攻める家康ですが、


引間城主となった瀬名の幼馴染み・田鶴との戦いが!

この悲しい戦はどのように帰結するのでしょうか?!