オープンファクトリー成功を喜ぶ舞ちゃんたちですが、
この状況を喜んでいる人ばかりではありませんでした。



この人は金網工場を営む小坂井さん。
現在彼の工場は危機に瀕しており、このようにして喜んでいる舞ちゃんたちのことを快く思ってはいませんでした。



かつては『IWAKURA』も何度も経営危機に見舞われた経験があるだけに、舞ちゃんには他人事には思えませんでした…。



そこで舞ちゃんは小坂井さんの工場を救うべく試行錯誤。
まずは技術力を生かしての自社製品を作ることを提案します。




その頃貴司くんは北条さんから、全国を旅しながら子供たちと短歌を作る、歌とエッセイの連載記事を頼まれていました。

期間は1週間。
しかし、その間店は閉めなければいけないので、簡単には決断できませんでした…。



工場を畳もうと考えていた小坂井さん。
舞ちゃんはオープンファクトリーで作った飛行機を引き合いに出し、小坂井さんの金網技術を生かして、他の町工場にも協力してもらい、新商品を作ることを提案し、説得。



その結果出来たのがこの金網製のハンモック。




買い手として候補に挙がったのは地元東大阪の技術に興味を持っていた河内大学。
ここぞとばかりに小坂井さんと舞ちゃんが売り込んだ結果、




なんと新キャンパス用の高さ50メートルの金網の発注をゲット(*≧∇≦)ノ!!

かつて『IWAKURA』が何度も地獄から甦ったように、小坂井さんの工場も倒産寸前から見事な復活を遂げたのでした(*≧∇≦)ノ!!




そして河内大学から更なる依頼が舞ちゃんのもとに…。
新キャンパスに設けられるフリースペースに置くインテリアを作る協力をしてほしいと言うのです。


早速工場の方々に呼び掛けをする舞ちゃん…。
今回はみんな興味津々で話はトントン拍子で進みました。




『まだ世の中にないものを作る』
という言葉で他の工場の方々と盛り上がったという舞ちゃん。
それはかつてお父さんが話していたポリシーのようなものでした(^-^)。



お互い大きな分岐点に差し掛かる舞ちゃんと貴司くん…。
貴司くんは短歌をめぐる1週間の旅…、
舞ちゃんは町工場を繋ぐ新しい仕事…、

互いに悩みに悩むふたりですが、幼い頃から理解し合ってきたこの2人、
今回もお互いのやりたいようにすればいいと激励し合ったのでした(^-^)♪



そして、常に舞ちゃんを相談役として支えてくれた御園さんからそれを仕事にする起業をしたらどうかという提案が。
しかも舞ちゃんが起業するなら御園さんも一緒にやりたいと言うのです。




そんな話を『うめづ』前で雪乃さんと話していた舞ちゃんですが、その話を偶然通りかかったお母さんに聞かれてしまいます…。



お母さんや貴司くんに話さざるを得なくなった舞ちゃん…。
改めて起業する会社の業務内容を話す舞ちゃんですが、今まで誰もやったことのない事業なため、なかなか理解が得られません。
なおかつ『IWAKURA』を辞めなければならないため、お母さんは当然反対。




この頃ちょうど悠人兄ちゃんが東大阪に帰ってきており、お母さんは、舞ちゃんが起業しようとしていることを伝え、相談。



悠人兄ちゃんは実家に帰宅して舞ちゃんと起業について話し合い…。

町工場と町工場を繋ぐという事業内容の計画を話す舞ちゃん。



投資家として数多くの起業を見てきた悠人兄ちゃんは、舞ちゃんに『どうやって利益出すつもりや?』とリアリズムな質問。
まだ漠然とした計画しかなかった舞ちゃんは、なにも言い返せず(>_<)。




その矢先、貴司くんは『デラシネ』をこれから雇うパートさんに任せて、連載企画を始める決意を伝えます。



貴司くんのその姿見に背中を押された舞ちゃんは、奮起して事業計画書を完成。





御園さんも同席して改めてお母さんと悠人兄ちゃんに説明します。




しかし、お母さんは理解を示しましたが、悠人兄ちゃんは容赦なくダメ出し。

『まだ計画が甘すぎる。
俺やったらこの事業に投資するの躊躇するわ。』



それでも諦めずにふたりを説得する舞ちゃん。
ようやく2人の理解は得られますが、悠人兄ちゃんはその新会社を『IWAKURA』の子会社にするということでリスクを最小限に抑える提案をします。
舞ちゃんと御園さんはその提案を受け入れることに。




舞ちゃんは仏壇でお父さんに向けて『IWAKURA』を退職して起業することを報告…。




そして『IWAKURA』にて、従業員の皆さんにもそれを報告。
舞ちゃんは、新会社では町工場同士を繋ぐという大きな夢を熱く語り、ベテランの結城さんを始め理解を示しての大拍手を送りました。




そして五島のおばあちゃんから起業祝いに送られてきた大量の魚…。




それをみんなで囲んでいた時に舞ちゃんは、会社名を閃きました。

五島弁で『おいで』を意味する『来んね』と『繋げる』を
意味する英単語『コネクト』を合わせた『こんねくと』に決定。





そしてまたしても悠人兄ちゃんと久留美ちゃんのこんなシーンが…。
果たしてこのふたりは一緒になるんでしょうか…?





こうして舞ちゃんと御園さんの新会社『こんねくと』がいよいよ立ち上がりました…。