先月25日の『土スタ!』には酒井忠次役の大森南朋さんが出演!



ドラマの裏話がたくさん聞けるとばかり思っていましたが、あの謎の一発芸の『えびすくい』の話題に全部持ってかれてしまった感がありました(^_^;)。

今後はなんとあの信長の前でも披露する場面があるとのことで、その反応に注目が集まります(笑)、






家康の夢にまたしても登場した今川義元…。

論語を読んでいた家康に対して義元が問いかけます。

『この国の主は誰じゃ?』

『もちろん大守様(義元)にございます!』




『否(違う)ああぁぁぁ!!』

『この国の主でもあり、この天下の主でもある!』

『京の将軍様…いや!天子様にございます!』





『…この天下の主はなぁ…。』

果たしてその答えとは…?




家康が本證寺から税を取り立てたことで、一向宗の門徒たちが武器を抱えて寺に集まって一揆支度を始めたとのこと!



いくら一向宗の門徒といえども家来や家臣たちが裏切るわけがないと高をくくっていた家康でしたが、その期待は呆気なく崩れ、家来たちやその家族の中にも寺に向かう者が続々と!



戦わざるを得なくなった家康ですが、
家臣たちの中には自分の家族が寺側にいること、
寺を攻めればバチが当たるなどという理由で戦に消極的な者が多く、なかなかまとまりません。



そんな中、榊原小平太が先陣に名乗りをあげ、
『仏様のバチはこの小平太が受けまする!』
と力強く宣言。





『皆!小平太を見習え!』

それに家臣たちが説得されたわけではないと思いますが(笑)、
それでようやく覚悟を決めたのか、本多忠勝と小平太が先陣を切り、一向宗との戦が始まりました。





たかが寺の者と侮っていた松平軍でしたが、鉄砲も数多く所持し、子供らは激しく投石し、所々に罠を仕掛けるなど手強く、苦戦を強いられました。



忠次によれば、それなりの軍師がいるのではないか?ということでしたが…。





そしてこの戦において、自分の一族と相対する辛い経験をした夏目広次は、家康に対して、
『寺は『不入の権』を守りたいだけ!
ならば!これまで通りというわけにはまいりませぬか?!』

と願い出ますが、それを認めてしまっては武家が寺に屈したことになるので、そうは簡単にはいきません。



そして、本證寺側にはこの男たちも加わっていました。




吉良義昭と大草松平家の松平昌久…。
いずれもかつて家康に煮え湯を飲まされた者たちでこの騒ぎに乗じてちゃっかり寺側に付いていたのでした。



彼らに呼応すべく、家康の三川統治に不満を持つ大名たちがこぞって家康に対して反逆!
本證寺の騒ぎに乗じて一斉に家康に対しての包囲網が敷かれていました。



そして本證寺の空誓は、側近の千代を使って、家康の家臣たちに、吉良側に寝返るように根回しを唆す文を送りつけていました。



ほとんどの家臣たちはそれに応じることはありませんでしたが、辛い経験をしたあの夏目広次はまんまと寝返り…。



混乱する家康でしたが、石川数正の案により、服部半蔵たちに寺に潜り込ませて元凶である空誓とその軍師とおぼしき者を討たせようと計画…。



そして2度目の本證寺攻めを前に、家康は自らが攻めていけば、元家臣たちも手が出せぬと考え、自ら出陣を決意。



寺の事情に詳しい土屋長吉重治が『北側の守りが手薄』と聞かされ、そこから攻めこんだ家康でしたが…。




その矢先に家康の頭部に弾丸が命中!
頑丈な『金陀美具足』に守られて大事には至りませんでしたが、



そこで気を失う最中にまたしても義元が登場…。

あの例の質問…。

『この国の主は誰じゃ?』




義元の答えはこうでした。

『この国の主は、あの僧、あの女子、あの百姓、あの年寄、あるいはあの子供たちでもある…。』




『よいか!?
あの者たちが汗水垂らして作った米と銭で我らは生きておるのじゃ…。
我らは民に生かしてもらっておるのじゃ…。
よく覚えておけ。

民に見放された時こそ…我らは…死ぬのじゃ…。』

すなわち義元は、この国の主は強大な権力を持つ誰かではない、この国に生けとし生きる民全てだと言いたいのだと思います。

しかし、それを本当に伝えるべきは家康ではなく、あのどうしようもないボンクラ&ボンボンの自分の息子・氏真である気もしますけどね(^_^;)。




意識を取り戻した家康でしたが、目の前には武器を構えた門徒集に囲まれ絶対絶命!




しかし、それを身を呈して庇ったのが長吉でした…。





岡崎城に保護された家康と長吉でしたが、長吉は既に虫の息でした…。



長吉は、家康を北側から攻めさせたのは罠だったと自白…。
彼は家康と一向宗との間で悩み苦しんでいたのでした(´;ω;`)。




そして長吉は息を引き取る寸前に裏切り者は近しい家臣のなかにもいるというダイイング・メッセージを残しました…。



それを聞いた家康は、目の前にいる重臣たちにも懐疑的に見てしまい、身を震わせてしまいます…。




そしてそんな家康の前に戻ってきた服部半蔵…。
しかし、軍師とおぼしき者に邪魔をされ、空誓を討ち取れなかったのだと言います。





服部半蔵が口にしたその軍師の名はなんと…、




本多正信(  ̄□ ̄;;)!!





次回は『内乱』にまで発展した三河一向一揆編のクライマックス!




そしてこの男もついに天下取りに向けて本格始動か?!



国をひとつにまとめるべく家康の下した結論とは?!