イメージ 1

 俺にとっての古巣エスパルスに1-2で今シーズン初黒星を喫し、せっかくの自分の
復帰戦が非常に苦い再スタートとなってしまった。

 この日の相手は過去にも開幕から負けなしのチームを何度も止めてきた反骨精神を
 持ち合わせているが、今回は我々がその餌食となってしまった。
 昨シーズンレッズはエスパに対して5戦戦って、4勝1分けの負けなしだった。
 その悔しさをぶつけようと必死になっていたエスパルスに気持ちの面でも負けていた
 ようにも見えた。
 
 審判云々の問題もあったが、後半はそれなりに決定的なチャンスがあったし、
 終了間際にはロングボールやゴール前への放り込みが増えてきて、ワンパターンな
 攻めしかできずに、相手の高身長センターバックに跳ね返されるだけだったことも
 今後に向けての大きな課題となるはずだ。

 とはいえ、やはりこの試合の本題に触れないわけにはいかない。
 
 とにもかくにも主審の家本。
 あんたJリーグで笛吹く資格ないよ。
 さすがに最近いろんなところでよからぬ噂を聞くことだけはあるよね。この試合の
あんたのジャッジひとつひとつには怒りを通り越してあきれたよ。
 不可解な判定、乱発するカード。それもカードが出るのはレッズ側ばかり。
 後半、アレックが相手GK西部に倒された時だって、どこをどう見たら
 シミュレーションと取れるんだよ?
 エスパの先制点だって、はっきり言ってあんたがアシストしたようなもんじゃねぇか。
 挙句の果てには、試合後に激しく抗議したポンテへのレッドカード。俺も長いこと
サッカー見てきてるけど、試合後にカード出した審判なんて初めて見たよ。
 今までにも、布施、西村雄一、高山といった残酷な審判見てきたけど、はっきりいって
 あんたよりははるかにマシだよ。
 Jリーグはどうしてこんなレベルの低い審判を生かしておくのだろうか?
 吉田さんみたいな審判を育てないと、日本サッカーに明日はないよ、はっきり言って・・・。


 そんな家本の策略によって、気分を害されたゴール裏のレッズサポーターも
試合後に落ち込んでいたが、優勝を目指すチームには、必ずと言っていいほどこういう
試練はつきまとう。
 昨シーズンの王者・ガンバでさえも終盤の7試合は2勝5敗の散々たるものだった。
 こういう試練は早い方が、その後の戦い方に向けての修正もしやすいと思うので、
 大事なのは、これを次にひきずらないことだ。
 
 ここでズルズルと行ってしまっては、また昔のレッズに逆戻りだ。
 万年最下位、J2降格の時期を経験していない俺が言える立場ではないかもしれないが、
 レッズは過去にもこのような逆境を跳ね返してきた底力がある。
 その底力を引き出している要素が俺たちサポーターの地鳴りのような大声援だ。
 サポーターもまさかの敗戦で気持ちが沈んでいるかもしれないが、昨シーズン
リーグで連敗していた時期にKさんが話していたように、俺たちのプライドとは
気持ちで負けないこと。再びガンバから首位を奪い返すべく、また1から切り替える
しかない。
 今後またあの家本にジャッジされるようなことになろうとも、奴の理解不可能な
判定にも屈しない逆境を跳ね返す気持ちを今からつけようじゃないか。
 大丈夫。強い気持ちとプライドがあれば、たとえ審判さえも敵に回すことがあろうとも、
絶対に負けることはない。

 次節のリーグ戦は、大宮アルディージャとの埼玉ダービー。
 昨シーズンは、J2降格危機のデビルマジックに苦しんだが、今シーズンは、新加入の
 小林大悟が利いている。
 簡単に勝てる相手ではないことは明々白々だ。
 かつてKさんも言ってたけど、簡単に勝てる試合なんてないし、俺たちは決してまだ
そんなに強いわけではない。
 だからチームもサポーターもまずは気持ちでこの同県同市のライバルに負けては
いけない。エコパで感じた嫌な流れを振り払う意味でも、次の試合は何が何でも
勝つしかない!!

 もう済んだことを引きずっても仕方がない!
 大事なのはこの次だ!