将棋のこと | みゃもが行く!

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パンクな性格、ソウルなヴォイス。

実は将棋が好きだ。

本当は将棋を指したくてたまらない。

物心ついた頃から、実は将棋が好きだった。

しかし、ルールを教えてくれた父もめんどくさがって相手してくれないし、弟と指し始めたら、どうしようもなく弱い自分に気づいた。

ずっとやりたいなと思っているうちに年ばかり食ってしまって、今になった。

折りしも藤井聡太竜王が最年少で五冠を達成するか否かに注目が集まっているが、2017年以降の藤井聡太フィーバーで将棋のことを思い出したわけではないのだ。

全く関係ないわけではないが、実のところ、かなり前から「定年になったら将棋を指そう」と思っていたのはホント。

しかし、ここら辺がすでに将棋脳とは程遠い証拠なのだが、将棋というのは同じ条件・キャリアなら若いほうが勝つ、ベテランの経験値などたいして役には立たないということがそもそもよくわかっていなかった。

だから、年いって暇になってから将棋を指そうと思っても、たいして強くなるわけもないだろう(苦笑)

そうこうしているうちに、今は、Abemaで将棋の放送がだいぶ多くなり、昔のようにNHKくらいでしか見られない時期とは時代が異なってきた。
最初は「対戦の途中のごはんやおやつまでありがたがって公開する意味があるのか」と、苦々しくさえ思っていたが、藤井竜王がコレを食べた、豊島九段がアレを選んだ、ということで、すぐに津々浦々から突然、小さなお菓子屋さんめがけて注文がはいるようになってきている。
いやー、こうなると、経済効果も結構あるよね。
それはそれで、冷え切った日本の経済の中で、ささやかな隆盛に寄与しているコンテンツなのだと思うと、それもまたいいことじゃないかと思ってきた。

さて、将棋のうんちくを語れるほどあれこれを知っているわけではないが、なんとなくいろんな棋士の先生たちを見ていると、代表的には棋士の先生がたも2つのパターンに分かれるのではと思って来た。
もちろん、2つくらいのパターンで分類完了しないだろうが、顕著なパターンとしては2つ。

①明けても暮れても将棋派
ぱっと見で浮かぶのは、もちろん藤井聡太竜王、豊島将之九段、増田康弘六段。
この人たちは、将棋以外に興味があることや趣味がほとんどないタイプではないかと思う。

将棋と将棋の間に将棋指して(あるいは詰将棋を解いて)休憩しています的な先生方。

 

②他にも趣味があるよ派

将棋だけの自分では面白くない、何か他に好きなものがあってもいいのではないかと思っている棋士の先生方も多いだろう。

その筆頭として頭に浮かぶのはやはり渡辺名人。

競馬、野球やサッカーといったスポーツ、漫画好きなど、いったいどこにそんな時間があるのかなと思うのだが、こういうものがあって渡辺名人たらしめているという気もする。

そしてファッション大好き、佐藤天彦九段。

いつも渡辺名人にくっついて旅行している(笑)戸辺誠七段。

 

明けても暮れても将棋派ではない先生方を非難する気はまったくなく、むしろ、他に息抜きがあることにこちらはほっとするのだが、明けても暮れても将棋派の先生方はどこで空気抜きをするのだろうとちょっと心配になってくる。

将棋と将棋の間の休憩に将棋を指しているような人たち…

 

どちらかというと藤井聡太竜王推しとか、豊島九段推しとか、特定の先生の記事ばかり読んだりスポプリ集めたりという感じではなくて、いったん好きになると、将棋界全体というか、いろんな棋士の先生のことを知りたくなったり、手筋を知りたくなったり、すごく大きい山に向かって一歩ずつ足を進めて行っている感じではある。

(但し、まあ言ってみれば、オトコマエは好きですね。だから斎藤慎太郎八段などは大好きです)

今はAbemaの師弟トーナメントにはまっている。

見始めて気づいたが、どちらかというと弟子側より、師匠側にすごい魅力を感じている。

師匠方の今の感じ。とても色っぽいじゃないか~~~!

この中の師匠だったら、誰でもいいから彼女になってもいいかなと思ったりしているが、それを口にすると「あっちがOKするかどうかわからないだろ?」と外野からは言われている。

 

見たい対戦が重なると、TVとタブレットと携帯2台で対戦の画面と棋譜を総動員で追いかけたりする。

 

将棋界に栄光あれ。

そして、どんな形でもいいので、死ぬまで将棋ファンでいさせてもらいたい。