DominoでMSGS(Microsoft GS Wavetable SW Synth)の楽器を | MIDIシーケンサーDomino(ドミノ)を使ったDTMの始め方とDominoの使い方

MIDIシーケンサーDomino(ドミノ)を使ったDTMの始め方とDominoの使い方

MIDIシーケンサーDomino(ドミノ)を使ったDTMの始め方とDominoの使い方について説明していきます。

現在のDTMでは、音を出力するMIDI音源にプラグインを使用するのが主流なので、ほとんど使用する事が無いMIDIデータの内容にプログラムチェンジというデータがあります。
ただ、プログラムチェンジというMIDIデータを使えば、MSGS(Microsoft GS Wavetable SW Synth)の色々な楽器の音色鳴らす事が出来るようになります。

元々、MIDI音源と呼ばれるものは、音源内に複数の楽器の音色をPCM音源として保存している物が主流で、その楽器の音色に番号を付けて、MIDIデータを送信する際にもその番号を付けてMIDI音源にデータを送り、そのMIDIデータを受信したMIDI音源がその番号に沿った楽器の音色を鳴らす仕組みでした。

プログラムチェンジというのは、その番号を扱うMIDIデータの1つで、MSGS(Microsoft GS Wavetable SW Synth)の中には、0~127までの楽器の音色が保存されいて、プログラムチェンジの番号によって、鳴らす音を変更する事が可能となります。

イベントリストペインの「PC」という箇所をクリック

楽器の音色を変更するための番号で、プログラムチェンジという名称から、どことなくプログラムを書くように難しいMIDIデータなのかと思ってしまいますが、Dominoの場合、プログラムチェンジの番号を変更するのはとても簡単で、イベントリストペインの「PC」と記載されている箇所をクリックします。

そうすると、楽器の音色を変更するための画面が表示されます。
その画面の下の方にある楽器名が表示されている箇所で、変更した楽器名をクリックしていけば、その楽器の音が出力されて試聴が出来ます。
変更したい楽器の音色だった場合、画面右下の「OK」ボタンをクリックすれば、その楽器のプログラムチェンジの番号に変わります。
イベントリストペインの「PC」(プログラムチェンジの意味)の箇所の番号も先ほどの番号から変更されていると思います。