このテキストは、私が通っている教会の牧師先生の説教をそのままに翻訳したことです。文法や語彙が正確ではないことがあります。

 

テオフィロ様。私は前の書で、イエスが行い始め、また教え始められたすべてのことについて書き記しました。

それは、お選びになった使徒たちに聖霊によって命じた後、天に上げられた日までのことでした。

イエスは苦しみを打てた後、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。四十日にわたって彼らに現れ、神の国のことを語られた。

使徒たちと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、私から聞いた父の約束を待ちなさい。

ヨハネは水でバプテスマを授けましたが、あなた方は間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです。」

そこで使徒たちは、一緒に集まった時、イエスに尋ねた。「主よ。イスラエルのために国を再興してくださるのは、この時なのですか。」

イエスは彼らに言われた。「いつとか、どんな時とかいうことは、あなたがたの知るところではありません。それは、父がご自分の権威をもって定めておられることです。

しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、私の証人となります。」

 

蒸し暑い夏の日、もっと大きな恵みを受けますように。夏休みの時なので、皆さん、霊的にはもっと力を得ますように。その力を得る一番大切は時が礼拝の時なんです。すなわち、礼拝の時に恵みを受けたら、皆さんの人生がよくできると信じます。

 

ほとんどの信者たちが、信仰の序論で回りっていて、そのままで人生が終わる人々が大勢います。そんな人は、本当の祝福は一つも受けず、大きな損になったんですね。神様が我らを召して与えられる本当の祝福とは、私たちが思うそんな福ではありません。職長でよくできるとかの程ではなく、全く神様が約束されたことは、あなたを福の源とさせて、あなたによってすべての民族が祝福を受ける。そんな祝福は我らが計れない福です。ところで、こんな祝福を受けずに人生が終わったら、それはなんと損になるんでしょうか。

 

私は伝道の現場でこの祝福を味わってから、この世のものは全部地味だと感じました。私は、キリストによって人々が癒され、生き返り、人生が完全に変わることを多く見ました。それを見ると、「キリストを通して、この世の方法では解決できなかった人々が癒され、救われ、解決されることを見ながら、私にこんな祝福が与えられたな」と現場で本当に感謝することになりました。パウロもそんなことを体験してからは、自分がこれまで威張ったことは全部ちりあくただと語りました。そんなちりあくたは捨てるものです。キリストを信じるだけではなく、体験し、霊的な祝福を豊かに受けた人々は、「神様が我らに与えようとすることがこれだな」と気づいて、世間の影響を受けないことになります。

 

キリストによって神様が我らに与えられた祝福を実際に受けるべきです。序論で止まる人々はちりあくたをもって人生が終わるのです。祝福を受けたのがヨセフ、ダニエル、ダビデ、パウロです。これを受けると、自分の周りと世界中を生かす人となります。知らなければ、常に世間から影響を受け、思い煩うしかできない。

 

1番目、イエス様を受け入れると、すべての罪と呪いが消え去るんです。

2番目、イエス・キリストを自分の救い主として信じる瞬間、人生を聖霊が導かれることになります。

3番目、サタンの勢いから完全に解放されることになります。サタンの勢いを打ち破って、それに抑えられる人も解放させる人になるのです。

 

それらを体験して、「神の御国が私に臨まれた」と気づくのです。神の御国は天国で受けるのだけではなく、今ここに臨まらなければなりませんね。今日ここに出て礼拝をささげるときに、そんなことが起こります。イエスの御名によってすべての悪しき勢いが消え去り、聖霊に満たされた御業が起こるのだ。これを知ってこそ、礼拝が礼拝らしくなるのです。それではない人は、ただ礼拝をささげていくだけです。宴で神様が食卓にいっぱいに整ってくださいましたが、一つも味わわず、去るばかりです。なんと損になるんでしょうか。神様の与えられる祝福を受けますように。神様の御国が皆さんに臨まれると、救われ、癒され、人生が全部回復されると信じます。

 

今日の御言葉を見ると、イエス様が、復活してからすぐに天に上がらず、40日間この地におられながら、神様の御国のことを語られたそうです。これが一番大切なんです。死んでから行く神の御国ではなく、今この地で経験している神の御国のことを語られたんですね。これを体験しなければなりません。我が教会に通うと、あきれるほどキリストについて聞くことになるんですが、「キリストでなければ、この世はダメだな」と体験するものです。

 

神の御国とは何ですか?イエス様がこの世に来られて初めに言った言葉が「神の御国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」ということですよ。マタイの福音書12章28節「しかし、私が神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。」

 

神の御国が臨まれることは、癒され、回復されることです。使徒の働き10章38節「それは、ナザレのイエスのことです。神はこのイエスに聖霊と力によって油を注がれました。イエスは巡り歩いてよいわざを行い、悪魔に虐げられている人たちをみな癒されました。それは神がイエスとともにおられたからです。」イエス様は、あらゆる身体的・精神的な問題があった人たちを会いました。そんな人々は全部悪魔に虐げられてこの世で答えを見つけられなかったんですが、イエス様が癒されたのです。

 

今この世が大変で、辛くて、苦しい理由は、その問題のためです。この世にお金がなかったり、パンがなかったり、家がなかったりすることではありません。むしろ豊かになりましたが、人々は不満だらけですね。知らぬ間にサタンがその思いを変な価値観に縛ってしまったのです。キリストが来られてサタンの国が壊れて、神の御国が来られて、すべてが正常に戻るのです。

 

最近、子供の対象にして、「あなたに一番重要なことは何」とアンケートを行いましたが、小学生たちが「お金」と答えました。およそ10,20年前のアンケートでは「家庭の幸せと平和」でしたが、今はそんなに変わってしまいました。こんなに変わったので、お金のせいで人殺しや詐欺を犯すのです。犯罪の90%がお金のせいで起こったそうですね。それで、聖書では、イエス様が「この世の王のサタンが裁かれて、追い出されることになった」といいます。

 

コリント人への手紙第二4章4節「この世の神が、信じない者たちの思いを暗くし、神の形であるキリストの栄光にかかわる福音の光を、輝かせないようにしているのです。」イエスが神の御国をこの地にもたらされるキリストである事実を知らないように、完全にサタンに惑わらせるようにしているのです。礼拝の時にも集中できないようにさせるのがサタンの業です。この時に御言葉をよく聞くと、人生の答えができて、すべての問題が終わってしまうのです。エペソ人への手紙2章2節「かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らのなかに今も働いている霊に従って歩んでいました。」

 

イエス様を救い主として受け入れると、我らの所属が神の御国に移されると信じます。コロサイ人への手紙1章13節「御父は、私たちを暗闇の力から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」この世がサタンに支配されているのに、「私だけがよく出来たらいい」と思うのは未信者と違うのがありません。神様は、それのために私たちを召したのではなく、「あなたによってすべての民族が祝福される、すべての民族を弟子としなさい、地の果てまで私の証人となる」と、本当の祝福を与えられるために召したと信じます。

 

この世の人々の問題は、結局、霊的な問題です。目に見えないサタンが、人々の思いを奪っているからです。目に見えないので、人々はこれが問題だとは思いません。この世に従うとよく生けると信じます。深刻な問題を持っている人を見ると、「あの人は病院に行かなくと、精神がちょっと変だな」と問題とみなしますが、正常な人が「ただお金、ただ権力、ただ成功」を目指すのが痛みなんです。

 

それで苦しみがやってくるのです。ここから抜け出る道はただ一つです。それは、サタンの勢いを完全に打ち破ってしまったイエス・キリストを主として迎えいると、その人の中に神の御国が臨まれて、すべてのサタンの勢いから抜け出ると信じます。病院も医師もたくさんできても、こんな人々がもっと増えてこの世がもっと険しくなるのです。今、韓国の自殺率が一番高い理由は、サタンの文化が人々の心を奪っているからです。サタンという存在は、いろいろなメディアを通してその人の心に何かを入れるのです。私がキリストをちゃんと知らせて、迎え入れさせて、祈らせると、そこから完全に抜け出ることになったんですねよ。これが神の御国が臨まれたのです。

 

本人が先に神の御国を体験したら、他人に神の御国を伝えられると信じます。サタンが植え付けたすべての偽りから抜け出なければならない。マタイの福音書6章33節「まず神の国と神の義を求めなさい」すなわち、神の御国が臨まれるように祈ると、あとは全部できています。

 

それでは、あなたがたは神の国が臨まれるように祈るべきです。そうするには、まずサタンの勢いを抑えてこそ家庭を救い出せるのです。マルコの福音書16章17~18節「信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、私の名によって悪霊を追い出し、新しい言葉で語り、その手で蛇をつかみ、たとえ毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば癒されます。」ルカの福音書10章19節「確かにわたしはあなたがたに、蛇やサソリを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けました。ですから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません」そんな権威を授けたのは、その権威を使わせるためです。それで、イエスの御名で祈ると、サタンの勢いが去るのです。主日に礼拝だけ捧げず、家に帰って毎日礼拝してください。10分でも祈ってください。これでは、サタンの勢いが全部打ち破られます。

 

いつでも、10分でも祈ってください。どんな問題があっても、答えが出るまでずっと祈ってください。そして、毎日御言葉を口ずさみながら、サタンが植え付けた罠が何なのか、しっかり見つけて、一つ一つ外してください。そうすれば、自由になります。心の中に神様の御国が臨んで、本当の喜びと平安を受けてこそ、他人を生かせることになるんです。イエス・キリストの御言葉だけが真理ですから。

 

使徒の働き1章14節、マルコの屋上の部屋に集まって祈って待ちました。ところで、時間表が現れました。ペンテコストの日、神様の時間表が現れました。皆さんは、どこにいても、祈りながら、聖霊の導きを与えられるように祈ってください。いくら悔しいことがあっても、祈って待ったら、神様が全部御業をなされます。すべてが回復されるには、神様の御国が臨まれなければなりません。神様の御国が臨まれるには、聖霊の御業が起こり、イエスの御名で暗闇が抑えられなければなりません。御言葉で武装して祈ると、周りに驚くべきの門たちが開かれると信じます。皆さんを通して、現場の周りに神様に御国が臨まれる祝福がなされるように、主の御名でお願いいたします。

 

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初めの投稿です。これは先の主日にあった礼拝で、牧師先生が語られた説教です。これを聞いて、世界の人々は、神様から離れてすべての良くないことが起こると気づきました。私も信仰しながら、この世の価値観にも染まって、何が真理なのかわきまえられなかったことがたくさんあります。

 

そして、政治系のニュースから続けて聞こえてくるよくない知らせを聞くと、それに怒ったり、憂鬱になったりしたこともあります。この世の人々の不平不満を吐き出す姿に感情を奪われて、日常を壊したこともあります。

 

何も心配せずに、神様に私のすべての思い煩いを委ねて、祈って結果も神様に任せて、神様がこれを通してなされようとする御心が何か考えるものですが、私はそれがあまりできません。それでも、神様にもっと頼ろうと、一日に10分でも祈ったり、聖書を読んだり賛美を聞いたりしています。これからは、どんな暗い知らせが私に聞こえてきても、この世の人々に反応せず、まずそれからくるすべての思い煩いを神様に祈りで委ねていきます。

 

私が神様の御国を毎日享受しながら生けるように、皆さん、お祈りお願いします。

 

おまけに、この説教を翻訳するに、思ったより長い時間がかかりました。これからも、私の通っている教会の説教を掲載するかどうかは、牧師先生に相談して知らせますし、聖書以外にも私の興味になる世界地理や国歌などのコンテンツも投稿するつもりです。これからもよろしくお願いいたします。