日本の銀行で普通預金や定期預金を利用する理由の一つとして元本割れがしないということがあると思います。
確かに見た目だけ見ると引き出さない限り減るということはありません。
でも本当に減っていないのかということがります。
たとえば毎日食パンを買うとします。
100円です。
100日購入すれば1万円必要ということになります。
もしこの食パンが110円になったら100日で1万1千円必要となります。
同じものを買っているのに千円少なくなっているのです。
食パンの値上がりがインフレによるものであれば円の価値が下がったということをあらわします。
見た目では通帳の減っていなくても実質的な価値は下がっているということがあるのです。
長い不況の中で日本においてはデフレが続いていました。
物の値段が下がっていたということです。
通貨の価値が高くなっていました。
金利は低いのですが実質的には価値が上がっていたということです。
でもこれからそういうことが続くとは限りません。
そのときには外国為替を利用して外貨投資をするということがあります。
そうすれば日本のインフレの影響を受けなくて済むということになります。
1米ドル80円で1米ドル買うとします。
インフレになると1米ドルが90円や100円になるということです。
物価は上がりますがその分資産も上昇してくれるのです。
もし持っているままだとインフレになった分資産が減るということになってしまいます。
資産防衛に最適ということです。
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