土曜日の朝、NHKは朝ドラに続いてプロジェクトXを放送していました。

5月25日のテーマは「日産の電気自動車開発」でした。


近頃は中国のBYDのコマーシャルも長澤まさみさんで始まっています。

BYD


けど、近頃は電気自動車はもう終わったと言う話さえ聞こえて来ます。


で、思ったのですが、これも政府の失策の一つなのではないかと思います。

政府は電気自動車を普及させようと補助金とか出してはいますが、電気自動車と言うとまず感じるのは、そのインフラの貧弱さがあります。価格も高いし。


EV補助金


電気自動車の価格


電気自動車のインフラの貧弱さは、充電スタンドの少なさと充電時間の長さがネックになっていると思います。


考えるに、電気自動車のバッテリーは交換式(出川さんの電動バイクのような)にして、充電スタンドをが半径50~100km毎に整備されれば、もっと普及するのではないかと思います。そしてバッテリーも100km分で800円程度にすると、ガソリン車(計算上は1500円くらい)より安くなる計算なので、電気自動車のお得感が感じられるのではないかと思います。


そう言ったインフラ整備もせずに電気自動車の普及はありえないと思います。


妻が調べたのですが、電気自動車のゲスト利用の充電には「充電認証カード」と言うのがあるそうで、そのカードが初回1500円で、急速充電のカードではカードの月額が1500円~5000円かかるそうです。急速充電は1回30分の充電で250円~600円だそうです。カード無しの急速充電では1分で50円で、30分だと1500円になるそうです。

ちなみに家庭で充電する場合は、コンセント設備が5万~15万円だそうです。ちなみに急速充電の設備は1500万円くらいかかるそうです。

日産リーフの場合、家庭だけの充電だと月3回充電するとすると、電気代が月2500円程度だそうです。


ガソリン代も馬鹿にならないので、電気自動車と考えても悪くはないのでしょうが、電気自動車の不便さを考えると今のままでいいかってなりそうです。

家庭充電だけで済ませるなら、ガソリンスタンドに行く必要もなく、ガソリン代とか給油とかの手間はなくなりそうです。
しかし、電気自動車のバッテリーってどのくらいで交換となるのか、いくらかかるのかは心配があります。

電気自動車の中古車が出始めて車体が安くで買えるとなると話は変わって来るのかな。

でも、やはりインフラ不足の心配は払拭できませんね。遠出とか車中泊とか出来ないですもんね。