著者の森永卓郎さん、以前は、本当に経済学者なの?なんて思っていました。

見た目も面白し、話も面白いし、ただの経済オタクみたいな感じに見ていました。

「がっちりマンデー」にも出演されて面白いコメントをしていましたしね。


がっちりマンデー


でも、ここ数年の一生懸命さは何か違います。

癌で余命宣告をされてから、何かを伝えたい、言い残したいと言う気持ちがひしひしと伝わって来ます。


そしてこの著書「書いてはいけない」が出版されました。


これ以前に購入した「ザイム真理教」より前にこちらを読了してしまいました。


副題が「日本経済墜落の真相」です。


内容はジャニーズの性加害問題に章から始まります。ここでは日本のマスメディアの姿勢について記されています。

第2章は、ザイム真理教についてです。かたくなに消費税減税をしない訳や森友学園疑惑を通じての財務官僚の力の強大さなどが記されています。

そして、第3章では日航機123便御巣鷹山墜落事故の真相に迫ろうとしています。

最後に第4章で小泉政権と竹中平蔵氏のもたらした日本経済への悪行について記されています。


活字好きな方にはサラッと読めると思いますので、ぜひ読んでみて欲しいと思います。






191ページ。小泉政権はアメリカの言いなりだった。

最終ページ。199ページ。間違いだった不良債権処理で外資がとてつもなく流入した。