ゴールデンウィークであちこち賑わっているようです。
宮崎県内でも、高千穂の高千穂峡、小林の生駒高原、宮崎の青島や動物園など、観光地の話題が報じられていました。
賑わうのは良いのですが、宮崎の観光地は、自家用車で行くので、観光地周辺の渋滞が起こりがちです。
ふと思ったのは、交通事情の違い。
東京は、首都圏ならば電車なりバスなり、交通の便が良くて、時刻表など全く気にしなくても、どこにでも安くで移動できるでしょう?
けど宮崎はそうは行きません。
バスでも電車でも1時間おきにしか便がないし、それも目的地まで繋がっているのかさえ心配だし、駅に降り立っても、バスがあるのか、タクシーはあるのか、歩いて何分かかるのか、心配事だらけです。しかも料金が高い。電車でさえ1000円オーバーはざらです。ここまで公共交通機関が貧弱なので、自家用車を持たざるを得ないし、年取ってもその状況は変わらなくて80歳オーバーでもハンドルを手放せない状況です。
交通の便の悪さが改善されたなら、自動車免許の返納もしやすくなるのにと思います。
北陸新幹線が延伸して、東京からの観光客が行きやすくなった金沢とか福井とかの交通事情は、宮崎寄りなのでしょうか、東京寄りなのでしょうか。
駅を降り立ったらバスが1時間に1本しかなくて、しかも目的地までのアクセスが不便と言う状況では、気軽に観光客を呼べませんよね。
タクシーも使いやすいとか使いにくいとか、呼んでも来ないとかでは困りますよね。
本当に、交通事情に関しては、東京の便利が良すぎて、田舎の不便さが伝わらなさそうです。
新幹線誘致とかよりも、地域の交通事情を東京並にして欲しいです。