今朝の新聞によると、
オーストラリアの失業率の全国平均は3.5%、
ここクイーンズランド州は4%だそうです。
私たちが移住した35年前は5%ぐらいで、
仕事を探してもなかなか見つかりませんでした。
今なら、簡単に見つかる?
しかし、やってみないとわかりません。
オーストラリアではずいぶん前から、
一部の職種を除いて、定年も廃止、
応募のときに年齢を聞いてもいけないので、
私でも、雇ってくれる?
日本ならよく見かける店の前の
店員募集の張り紙も、昔はありませんでした。
でも、今は、あっちでもこっちでも見ます。
仕事探しの苦労を存分に味わったので、
「失業率低くなって、すばらしい!」
と私は思いましたが、
これって、困るそうです。
人材不足で、
経済活動に支障が出るって。
いろいろあるんですね。
しろうとにはわからないことが。
それに、この失業率、
仕事を探しているヒトの数、
あるいは、失業手当をもらっているヒトの数をもとに
計算しているんでしょう。
なにもせず、家に座っているヒト、は、
おそらく勘定に入ってない。
ちなみに日本の今の失業率は2.6%だそうです。
オーストラリアの失業手当 Unemployment Benefit は、
日本のと違って、掛け金不要、
仕事を探して応募し続けている限り、
永久に(年を取ったら年金に変わる)もらえます。
昔、聞いたのが、
3世代継続して
Unemployment Benefit で暮らしている家族がいるという話。
昔は、仕事に応募したているかどうかのチェックがなかったのですが、
今は、定期的に報告しないといけないので、
無理かも。