きょうはまた NBN が来るって | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

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ブリスベン37年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

NBN(National Broadband Network) 

全国ブロードバンドネットワークとでも訳しましょうか。

 

これは、オーストラリア政府が、

国土全体でインターネットが使えるようにしようと考えた計画です。

 

何年前に発案して、実施し始めたのか、もう忘れました。

 

 

はじめ聞いたときは、

 

この広大なオーストラリア、

内陸部とかでは人の住んでいない部分も多く、

 

それをどこでもネットがつながるようにするって、

すばらしいと思いました。

 

 

ところが、ところが。

 

うちのインターネット、

雨が降ると切れます。

 

今も切れてます。

 

さいわい、ISP(Internet Service Provider つまりNBN の回線と利用者をつなぐ事業者)の 

Optus がくれた、

5G かなんかでつながる装置のお陰で、

つながってます。

 

 

NBN が出現する前は 

オプタスが独自の回線をもっていて、つなげてくれていました。

 

もちろんはじめは、

こちらで Teething problem(乳歯が生えるとき赤ちゃんがぐずる) と呼ぶ、

接続が切れたりする問題はありましたが、

その後は安定してつながっていました。

 

 

ところが、NBN に変わったらまた振り出しに。

というより最悪。

 

ここ、辺境の地ではなく、ブリスベンの街の中心から

歩いても30分ほどで来れます。

 

この雨が降ったら切れる問題で、

何回、苦情を言って、

何回、直しに来てもらったことか。

 

今回も直るのかどうか。

 

 

問題の発端は、オプタスの作ったインフラを使わず、

使っていない、昔々の電話線につなげたことだと思います。

 

 

もし、これがふつうに何か工事とか作業とか頼んだんだったら、

人件費の高いオーストラリアのこと、天文学的数字になっている?

 

さいわい、私たちにはその請求書は来ず、

ネットの利用料金以外は払わないのでいいのですが。

 

 

こういう問題、うちだけで起こっているとは考えにくいです。

 

つまり膨大なお金=よく言われる Taxpayers'money(納税者のお金=税金)

が無駄になってます。

 

 

もしかして、政府は、もっぱら雇用創生のために、NBN を計画した?

 

はじめだけでなく、

その後の接続問題に対する終わりなき対応は

全部政府の思惑どおりとか?

 

 

そりゃ、失業手当でお金をもらうより、

(オーストラリアの失業手当は、失業保険を払っておく必要なし。

国民や永住者であれば、仕事を探している限り、もらい続けられます)

 

働いて賃金をもらうほうが、

精神衛生上も身体にもプラスです。

 

もちろん金額もずっと多いはず。

 

 

つまり、この、一部の利用者にええ加減にしてくれと思わせている NBN は

オーストラリアがラッキーカントリーであり続けるのに、

大きな役割を果たしているのです。

 

なんちゃって。