5月3日(日)

パパとMちゃんのウェディングパーティーが行われた。



仲間内で、手作りのウェディングパーティー。

プチ披露宴風に、そしてホームパーティー風に。





パーティーは、夕方からスタート。





幹事で会場に入った私は、
着いて早々、バタバタと準備に追われていた。



と言うのも、メイン幹事の段取りの悪さのために、
結局バタバタと準備をするはめになってしまったのだ。



私なら、絶対こんな風にならない自信がある!



事前の準備は入念に、関係者との打ち合わせは、
しっかり執り行っておくべきだと思うのよ。



当日だって、最低でも1時間前には
会場入りしておきたいもの。



それなのに、メイン幹事ときたら……。





って……まぁ、過ぎたことだから仕方ないけど。





音響もいくつか用意していたのだけれど、
その操作にまで手が回らない。



人から借りたプレーヤーは使いづらい。



ただでさえ、やることが山程あるのに…。



音響準備もままならないうちに、
新郎新婦入場の時間が迫る。



入場準備にも、段取りの悪さ故にバタバタしてしまう。



(はぁ……。)



その時、ふと殿の存在が浮かんだ。

本当、深い意味もなく、
ただなんとなく頭に浮かんだのが殿。



今ここで、私が頼れそうな男性は、他にもいたはず。

同好会メンバーがまとまって座っている席に行けば、
頼れそうな男子はいたんだ。



なのに、なぜか殿が思い浮かんだ。

普段会話も無いし、大して親しくもないのにね苦笑



私はパパの友人グループの中から殿を見付けると、
大きな声で殿を呼んだ。



こっちを見る殿。



私は手招きし、殿を呼ぶ。



こちらに近付いてくる殿。



事情を話し、音響をお願いした。

けれど実は、殿も入場のお手伝いがあると知り、
音響は殿の友人に託されたんだけど。



なんとか入場も無事に済ませ、パーティーは進んでいく。





そして、パーティーの最後。



メイン幹事に内緒にしていたものがあった。



退場も、BGMと共に演出をしたいと言う新郎新婦の希望。



でもそれは、変なところが細かいメイン幹事の反対を食らうことを想定し、
ギリギリまで内緒にしていたんだ。



当然、ギリギリで知らされた幹事はご立腹!苦笑



でも、こっちは主役の希望を叶えてあげたかったんだよ。

段取り悪い幹事のくせに……(ぶつぶつ…)



なんて胸中穏やかではなかったけれど、
今は決行するしかない!



そこでまた、バタバタしている会場から殿を見付け出し、
音響係を再度お願いした。



主役の希望は、無事に叶えることができた。



なんとか一次会終了!





殿と同好会で、3度目の再会を果たした。



けれどもその後は、何の進展もなく、
ただなんとなく日々が過ぎていった。





私も殿も、個人的に会話を交わすことはなかった。


試合でダブルスを組むことがあっても、
それが親しくなるきっかけにはならなかった。





なんでだろう…?

あの頃は、全く殿に興味がもてなかったんだよね苦笑







今日に日付が変わろうとしていた
ギリギリ昨日のこと。
















久々に、殿からの着信がありましたぁぁ~!(*>∀<)ノ















童話村デートをした以来、
殿とは全く会えていなかったんだよね…。







それというのも、
殿の仕事が忙しすぎるのが原因ッッ!!!







もう、かれこれ2週間くらい連勤だよ?








これって、労働基準法に違反してやいませんかね?

どうなんですかね?










丸半日勤務の日も、よくあることらしく…。



本当によく頑張っているなぁと尊敬(TωT)










そんな訳で、週一の同好会にも来られなくなっちゃって。






結果。

全く会えずにいるのですよ(´;ω;`)







まぁ、こんな時、付き合っていたら、
私から家まで会いに行くことも可能なんですが。



あいにく………ねぇ…凹










まぁ、毎日メールはしてますが(*´∀`*)










でも、たまに寂しくなって、
「寂しいんですよぉぉ~!」と当たったり苦笑





あ……!



もちろん、うざったくならないようにですよ?苦笑





普段は、応援体勢です☆





「お疲れ様です、御主人様ぁぁ~//」

てなもんですよッッ(*>∀<)ノ







ままま!

この時期、どぉーしても寂しくなりやすく。

たまには甘えさせて下さいな~という気持ちで……ね?苦笑













そんな訳で!

昨日も、いつも通りにメールをしていたのです。







相変わらず殿は、お疲れモードで、「そろそろ寝るよ」というメール。







私もいつも通り、殿を労りつつ、「おやすみなさい」メールを送る。






いつもなら、これで一日の二人のやりとりは終わりを意味する。












すると……!?





♪~~♪♪~♪~





突然!!!

携帯が、電話の着信音を奏でる。








しかもそれは、
殿の着信の色を放っている…!?










ななな、なんで!?











そう思いながらも、冷静に電話に出る私。





嬉しいくせに…苦笑
(*´艸`)ツンデレww







殿も別に、特別な用があってかけてきたわけじゃなさそう。





そこで、「たまには声が聞きたくて…//」
なんて言ってくれたらなぁ……。



そしたら、キュン死しちゃうけどッッ(*>∀<)ノ笑









でも…












うわぁぁ……//










声聞くのも久しぶりだよぉ……//











話した内容は、本当に他愛の無いものだったけれど。





でも、殿から電話してくれるなんて、本当に滅多に無いこと!!!














去年までは、私にも彼氏がいて、
電話も当たり前のものになっていた。





約5年付き合った彼。





長く付き合っていると、
電話やメールの価値を、自ら下げてしまっているのかもしれないね。










滅多にもらえない殿からの電話は、
私にとって、とても大切なもの。





当たり前のものなんかじゃなく、特別でドキドキすること。







だから、私のテンションも上がりまくりッッ!笑









よぉ~し!


あと1週間は頑張れるぞぉぉ~!!!(┃∀<)b







きっと、これは運命だ!





あれは、そう思えた瞬間だったはず!……苦笑










4月のある水曜日。


毎週水曜日は、
相変わらずの同好会の日だ。





パパが珍しく友人を連れてきたんだ。





その時、私は試合中。





パパが体育館に入ってきたことには気付いていたけど。

友人を連れてきたなんてことには、全く気付かなかったんだ…苦笑





試合が終わり、私はベンチ代わりの雛壇へと向かった。



そこへパパが近付いてくる。



「友人を連れてきたよ。」
そういって紹介された。





試合で上がったテンションと、今年始めの失恋による、
半ば投げやりのテンションで、私はその“友人”に挨拶をした。





「はじめまして、もふです!」

「お名前は?」



そう言いつつも、

(あれ?この人見たことある。
……てか、申告●年やってなかった[殿]さん!?)





隣からパパが
「[殿]くんだよ。」と教えてくれた。





(やっぱり!!!笑)





でも、すぐにその場を離れてしまった彼に、
それを確かめることは出来なかった。





(でも、初めて会った時と同じく、青いジャージを着ているし……)

(間違いないよ!ね?)





そう確信すると、
私は彼に近付いて話しかけたんだ。





「あの![殿]さんって、申告に来ていませんでしたか!?」





えっ!?
という顔をする彼。





「あの、私…。
役所の臨時で申告の受付をしていたんです。」

「それで[殿]さんを覚えてましたッッ!……//」







「うわっ…、まずいところ見られたね…//」

そんな感じに答えた彼。







(やっぱり、[殿]さんだった!)







でも、まさか、
パパが殿を同好会に連れてくるなんて!

考えてもみなかったよ…。




さすがに今回は、もう偶然を越えている!!!



もはやこれは運命!?





そんな風に思った瞬間だった。





あれ以来、殿のことは、すっかり忘れていた。



申告に訪れるお客さんは沢山いる。

その中でも、殿は目立っていた。



だけど、何の縁もないし、再会なんて頭に無かった。






申告も終わった3月の下旬。



私たち臨時組は、
庁舎で資料の整理などを行っていた。



庁舎では、静かに作業しなければならないので、
だんだんと眠くなってくる。



お茶を飲みながら、眠気と格闘する私…苦笑



ふと、遠くにある受付カウンターを見たら……





ん…?
……あ、あれ……?





そこには、殿の姿があった!!!



すっかり忘れていたはずの、殿の記憶が蘇ってきた。



「あれって、K郷の申告に来ていた人ですよね?」

隣に座っていたH美さんに話しかけた。



H美さんに聞いたのは、
殿の受付をしたのが彼女だったからだ。



振り返って確認するH美さん。



H哉さんも気付き、やっぱり殿だということが判明。





2度目の殿との出逢いは、
私が一方的に見掛けただけのこと。





もうそろそろ、ここでの臨時も終わる。



もう接点も何も無くなる。



今度こそ、おしまい。



また私の記憶から遠のいていく殿……





そんな私の視線に気付いたH哉さん苦笑





私と同じ方向を見て
「あ、[殿]さんだ」と言う。





知ってる人なんだ?





「知ってる人なんですか?」
と尋ねてみた。



「1こ上の先輩だよ。」


そして続けて
「[パパ]さん達の同級生。」と言う。





ということは、
元カレの同級生になるということなんだけど。


その時は、そんな考えは全く浮かばず。

「へ~」と、
何となく聞いていただけだったんだ。



そう。ただなんとなく。







そこへ、番号を呼ばれた殿が近付いてきた。


受け付けたのは、
H哉さんでも私でもなかったんだけどね。


私達は、暇をもて余して、
受付席の後ろで、殿の様子を伺っていた。





細身に眼鏡をかけていて、
この人絶対、典型的なA型だ!
絶対、ちょっとキツいタイプだよ!

などと、勝手な偏見と妄想を膨らませていた…苦笑



でも、かっこいいなと思ったのも事実だったり…苦笑







すると…。

受付担当した臨職仲間が、
なんか困っている。





「どうしたんですか?」と近付いてみると。





どうやら、殿の申告は特殊なようで、
私達でもお手上げ状態…苦笑





奥から、係長を連れてきて対応してもらうも、
どうやら係長も困っている様子…苦笑





そこで今度は、課長が対応する。



でも、課長も結局はお手上げのよう…爆笑





一体、あの人は何者!?





ちらりと聞いた話によると…


彼は、ずっと都会暮らしをしていたが、
最近実家に帰ってきた。

けれど、その間、
何年と申告をしていなかったのだという。





気付いたら、彼は帰ったようで見当たらなかった。


結局、ここでは対応できなかったよう。





「特殊な申告の人」というイメージをもちつつも苦笑


それきり会うこともない人だと思うのが普通だよね?





だから、そのまま忘れていったんだ……








これが、殿との初めての出逢い。





申告会場も5箇所目とあって、
だいぶ受付業務にも慣れてきた頃のことだった。





その会場は、私の元カレの地区…。

ちなみに、H哉さんの地区でもある苦笑







農家を営む元カレの家。

案の定、元カレのお母さんが申告に現れた!



受け付けたのはH哉さん…苦笑



彼ママは、
私の存在には、たぶん気付いていないはず…。


やりとりを横目に見ながら、気付かぬふりをしていた。



私達のいる第一受付が終わると、
次は職員さんのいる第二受付へと移動になる。



彼ママは、
私の真正面に位置する席へと案内されていった。


受け付けた職員さんは、
いつも私を小馬鹿にしてくる1個下の後輩くん。



何か微妙な組み合わせ…と思いながら、
出来るだけ彼ママには気付かれないようにしていた。





ふと気付けば、彼ママはいない。

いつの間にか、申告を終えて帰っていったようだ。







そして、次の瞬間ッッ!



私の横目に飛び込んできた人に、
なぜか“ドキッ!”としたんだ……。







なんでだろう…?







その理由を確認するため、
私はまたその人を、こっそりと見てみたんだ。





そして、さっきと同じように、
また“ドキッ!”としてしまう。





元カレ………!?










………ではない…?





元カレの様に細身の体型ではあったけれど、
でも、それよりも背が高く、眼鏡をかけている。



もちろん元カレなんかじゃない。

似ているようで、全く似ていない…苦笑





どうやら彼ママ効果のせいで、
その人が元カレに見えてしまったようだ……。



彼ママを見て、平気なように振る舞ってはいたものの、
どこかでは動揺していたのかもしれない。





申告に若い人が訪れるのは、あまり無かったし、
上下青いジャージを着ていたことも印象的だった。





殿と初めて出逢ったのは、2月のことだ。





その頃の私は、
まだ元カレとの別れを受け止めきれずにいたんだっけ…苦笑



傷付いたままの心で、
でも負けないために、
毎日がむしゃらに仕事に打ち込んでいた。







1月に、秋から始めた臨職の期限が切れ、
すぐにこの仕事が決まった。



人脈って大切だよね!
紹介してくれた方に感謝。





仕事は、申告の受付業務。



各地域の地区センターを回って歩き、
会場設置や受付をする。









出勤初日。
とても緊張していた。



役所って、ただでさえ堅苦しくて怖いイメージがある。

配属になった課は、
一番堅苦しいイメージで苦手な課だった。

あくまでイメージだけど…苦笑





初日から大雪だし…。
幸先の悪いスタートだったかも…。



職員さん達は、庁舎前の雪掻きをしたり、
段ボールに入った資料を運んだりして、絶えず行ったり来たりしている。





総務の方と待ち合わせをしていたので、
そんな中、一人立ち尽くす私。



なんだか居づらい…。





そこを通りかかった人が、私を見て反応した!?





あっ……!?



H哉さんだっっ!!!





H哉さんは、昔からの知り合いで、
同級生の旦那様でもある。



ちなみに、例の同好会が二人の出逢ったきっかけだからって、
いつの間にか、私がキューピッド役ってことになってたし…苦笑





H哉さんがいることは、
実は、隣の課で臨時をしているはずの友人から聞かされていた。


残念ながら、その友人は、
勤務先が変わってしまい、庁舎にはいなかったんだけど。



唯一の心の拠り所が無くなって、不安になっていただけに、
H哉さんの存在は、もう救世主ッッ!苦笑



H哉さんがいたから、
働きやすかったし、毎日楽しく過ごすことが出来たんだ。



こんな言い方しちゃうと、
まるで惚れてるように聞こえちゃうかもしれないけど…苦笑





でも!
結婚するなら理想のタイプかもね♪



仕事は何でもこなしちゃうし。
手が空くと、すぐ状況を見て手伝いに回るし。
誰とでも仲良くするし。

ムードメーカーなんだよねッッ☆



笑いの波長も合うし!
息ピッタリだし!笑







そんな風に、H哉さんがいてくれたから、
きっと楽しく働けたんだと思う。





残業や早朝出勤。

初めて体験することが多く、毎日が忙しく充実していた。




仕事にも慣れてきた2月の半ばのこと。





今日は、元カレの誕生日。





携帯に登録したままの彼の番号。

誕生日も登録されているから、
カレンダー機能が、彼の誕生日を勝手に知らせる。



おせっかい機能!苦笑



別に今日が元カレの誕生日だからって、
別に関係ないし、どうでもいい。


記憶に残っていた


ただそれだけのこと。





だけど





忘れていた事がばぁーっと思い出されて、
なぜか凹む…。








癒えたはずの傷は、忘れるのでも消えるのでもなく、
ずっと自分の中にありつづけるものなんだなと。





その傷は、忘れるのでも、時間が癒してくれるのでもなく、
自分が強くなって乗り越えていくものなんだと、しみじみ実感。







傷つけてしまうことも
傷つけられることも

同じことを繰り返さなければいい。





また新しい傷が増えたとしても、
それは前に進んでいる証拠だから。







今はただ
有りのままに生きよう。



誰かに振り回されるのではなく、
自分らしく生きよう。





殿とアドレス交換をしたきっかけ。







それは、6月の最初の頃。





私達の唯一の共通の場である同好会でのこと。


同好会というのは、
週一回、仲間内で集まってやっている
スポーツの集まりのことなんだけど…。







その同好会、
私が代表を務めていたりする…苦笑







とある同好会の日。


突然!パパが、
「[殿]君にアドレス聞いた?」
と聞いてきた。

(パパは、殿の同級生で、私の友人の旦那様。)





あっ…!





私は、すっかり忘れていたのである…苦笑





5月にパパから
「[殿]君のアドレス聞いて、メールを送ってやって」
と言われていたんだった…

私は、はっと思い出した!苦笑





慌てて、体育館の中で、
私から一番離れた所にいる彼を大声で呼んだ。





この時、私が殿を呼び出すシチュエーションなんて、なかなか無かったから、
ちょっとぎこちなかったように思う…苦笑





ちなみにパパの言うメールとは、
その日の参加を呼び掛けたり、中止を伝えたりするメルマガのようなもの。





体育館の奥から走ってきた殿。



私は携帯を片手にし、

私「あの…、同好会のメールを、みんなに送っているのですが、[殿]さんのアドレス教えていただけますか?」


ちょっと早口で伝える。
(緊張の表れだね…苦笑)





殿「うん、いいよ。」


携帯を持ってくる殿。





お決まりの赤外線(笑)でアドレス交換。







こんな流れで、
私達はお互いのアドレスを知ることが出来た。







翌週から、
メルマガは殿にも届くようになった。

ただし、私が殿に送るメールは、
週一、このメールだけ。



そして、殿からは何の反応も無かった苦笑







それから、半月が過ぎた時。

例のメールが届いたのだ。







さて。

次回は、殿との運命的な(!?)出逢いについて書こうかな笑

更なる過去回想♪