手術から1か月後、私は退院しました。
退院するのは嬉しいはずなのですが、少し寂しい気持ちもありました。
1か月間お世話になったリハビリの先生や看護師さんたちと、最後に写真を撮りました。
手術前は実家を離れて暮らしていましたが、退院後はいったん実家に戻ることにしました。
入院中に作ったコルセットをつけて生活していました。
コルセットは、後ろにベルトがあり、一人で着脱するのが大変でした。
後ろに手を回して、頑張って自分でつけたり外したりしていました。
痛みはありましたが、基本的にはほとんどのことを自分でできました。
退院後は、買い物に行ったり、家族と外食したりすることもありました。
病院への通院もありました。
退院して10日ほど経った頃、一度診察のために病院へ行きました。
病院は実家から遠かったため、新幹線を乗り継いで通院しました。
このときは、新幹線の中でずっと座っていることがとても痛かったのを覚えています。
歩けるようにはなっていましたが、長時間座ることはまだまだ大変でした。
車に乗るのも大変でした。
車の揺れで背中が痛むこともありました。
退院したからといって、すぐに手術前と同じ生活に戻れたわけではありません。
痛みは退院後もしばらく続いていました。
ただ、少しずつ痛みは減っていきました。
おそらく1か月くらいかけて、徐々に楽になっていったと思います。
そして、少しずつ長時間座れるようになりました。
手術前は、座っていることがつらくて、それが進路を考えるときにも影響していました。
そんな私が、また長い時間座れるようになったことは、大きな変化でした。
背中の見た目や姿勢も変わりました。
身長も、手術前より2cmほど伸びました。
少なくとも退院後1か月はコルセットをつけていたと思います。
その後も、主治医から外してよいと言われるまではつけていました。
振り返ると、退院はゴールではありませんでした。
家に帰ってからも痛みはありましたし、以前と同じようにできないこともありました。
それでも、少しずつできることが増えていきました。
そして、長時間座れるようになった頃には、
「少しずつ普通の生活に戻ってきたんだな」
と感じていました。
次の記事では、さらに回復していったその後の生活について書いていきたいと思います。