22歳のとき、側弯症の手術を受けました。

手術前日の夜は、同意書に書かれていた「万が一のこと」を思い出しながら眠りました。

そして、いよいよ手術当日。

朝起きて、

「今日が手術なんだ」

と思いました。

怖かったです。
緊張もしていました。

それでも、無事に終わってほしい。
そう思っていました。

手術を受けるための服に着替え、点滴をしてもらいました。

家族と少し話していると、看護師さんが迎えに来ました。

ベッドのまま手術室へ向かいます。

手術室は明るくて、いろいろな機械がありました。

「本当にここで手術するんだ」

そう思ったのを覚えています。

先生に会い、手術台に上がりました。

「眠くなりますよ」などと声をかけられ、マスクをつけました。

麻酔が入っていく感覚もありました。

前日に同意書を読んだことを思い出して、

「もし万が一のことがあったら、このあと目が覚めないこともあるんだ」

そんなことを考えながら、麻酔を受けました。

そして、そこから先のことは覚えていません。

次に目が覚めたとき、私はICUにいました。

「目が覚めた」

そして、

「手術終わったんだ」

と思いました。

背中には、何か入っているような感じがしました。

そして、背中がかなり痛かったです。

それまでの私は、普通に生活している中でも背中の痛みを感じていました。

でも、手術後の痛みは、それまで経験してきた痛みとはまったく違いました。

あくまで私自身の感覚ですが、もし手術を受けなかったら、この先の人生で味わっていたかもしれない痛みが、一気に来たような。

そんなふうに感じるほどの痛みでした。

そして、

「本当に入ったんだ」

と思いました。

ロッドやボルトが自分の背骨に入ったことを、そこで実感しました。

ICUのあとは、個室へ移動しました。

仰向けに寝ていると背中が痛くて、自分で自由に動くこともできませんでした。

看護師さんに体を横にしてもらったり、また元に戻してもらったり。

何度も体勢を変えてもらいました。

痛みはかなり強かったですが、その夜は眠ることができました。

そして、

「無事に終わってよかった」

と思いました。

長い間、側弯症と付き合ってきた私にとって、この日が大きな節目になりました。

次の記事では、手術が終わったあとの入院生活や、術後の痛みについて書いていきたいと思います。