手術が決まり、入院の日を迎えました。

手術前日は、病院の病室で過ごしました。

病室は、たしか最初は4人部屋だったと思います。

翌日の手術について説明を受けたり、手術前の検査や準備をしたりしました。

家族も来てくれました。

先生や看護師さんと話をしながら、手術の日を待っていました。
  手術の同意書を書いた

入院してから、手術の同意書に直筆で署名する場面がありました。

その同意書には、手術で起こる可能性のあることが書かれていました。

その中には、万が一のことが起こった場合についても書かれていて、命にかかわる可能性があることも知りました。

もちろん、手術を受けることは決めていました。

それでも、自分の名前を直筆で書いていると、

**「私はこれから、本当に大きな手術を受けるんだ」**

という実感が強くなってきました。

少し怖くなりました。

それまで頭の中で考えていた「手術」が、同意書を書くという具体的な行動になったことで、急に現実味を帯びてきたように思います。
  背骨にロッドとボルトが入る

手術前日の私は、手術そのものへの怖さや不安を感じていました。

でも、それだけではありませんでした。

明日手術をしたら、私の背骨にはロッドとボルトが入る。

そう考えると、

**「そうなったら、もうその前には戻れないんだ」**

という気持ちがありました。

これまでずっと側弯症と付き合ってきた自分の身体。

明日には、その身体に大きな変化が起こる。

そう思うと、少し不思議な気持ちでした。

そして、

**「今日は、ロッドとボルトが入る前の最後の日なんだ」**

と思いました。

今の自分の身体で過ごすのは、今日が最後。

そう考えながら、その日を過ごしていました。
  「無事に終わってほしい」

怖かったし、不安でした。

それでも、手術を受けることはもう決めていました。

ここまで来たら、もうやるしかない。

そんな気持ちもありました。

そして、一番強かったのは、

**「無事に終わってほしい」**

という思いでした。

家族と話をしたり、先生や看護師さんと話をしたりしながら、手術の時間を待ちました。

夜になっても、手術のことを考えていました。

それでも、意外と眠ることはできました。

翌日は、いよいよ手術です。

怖さもありました。

不安もありました。

それでも私は、その日を迎えるために眠りました。

そして翌朝、22歳の私は、手術室へ向かうことになります。

※この記事は、私自身が22歳頃に経験したことを記録した体験談です。手術の説明や同意書の内容、手術の方法やリスクは、患者さんや医療機関によって異なります。