高校生になっても、側弯症の痛みは続いていました。
特に痛かったのは、授業中にじっと座っているときです。
普通に授業を受けているだけなのに、同じ姿勢で座っていると、だんだん痛くなってくる。
痛みのせいで授業に集中できないこともありました。
ずっと痛みを我慢していることにも疲れていました。
長時間座っていること自体が嫌になることもありました。
それでも、周りには側弯症のことを気づかれたくありませんでした。
将来のことを考えると、不安だった
高校生になると、少しずつ進路について考えるようになります。
私にも、行きたい大学がありました。
でも、その大学には長時間同じ姿勢を続ける必要がある授業がありました。
当時の私は、すでに授業中に座っているだけで痛みを感じていました。
「この大学に進んだら、毎日この痛みに耐えながら授業を受けることになるのかな」
そんなことを考えるようになりました。
そして、行きたかった大学への進学を諦めることにしました。
側弯症だから何もできないと思っていたわけではありません。
ただ、当時の私にとっては、長時間同じ姿勢でいることが続く環境で過ごすことが、とても不安でした。
周りにはあまり話さなかった
このことを、周りの人にたくさん相談した記憶はありません。
側弯症の痛みで進路を変えることについて、あまり人には話さず、自分の中で決めました。
今振り返ると、将来がとても不安でした。
そして、悲しかったです。
「本当は行きたいところがあるのに、体の痛みを考えて諦めなければならない」
そんな気持ちがありました。
でも、進学そのものを諦めたわけではありません。
私は別の大学へ進みました。
あの頃の私には、それが精一杯だった
今の私が高校生の頃を振り返ると、
「もっと別の方法があったのかもしれない」
と思うこともあります。
でも、当時の私は、側弯症について今ほど知識がありませんでした。
毎日のように痛みがあって、長時間座っていることがつらい。
その中で、自分がこれからどうやって生活していくのかを考えていました。
だから、あのときの私は、あのときなりに自分の将来を考えて進路を選んだのだと思います。
別の大学へ進み、その後も私は生活を続けていきました。
けれど、側弯症の痛みがなくなったわけではありません。
そして大学を卒業し、アルバイトをするようになった頃、私はまた痛みに悩まされることになります。
今度は、仕事中の痛みに耐えることが難しくなっていきました。
そして私は、もう一度、医療機関を受診することになります。
そこで初めて、「手術」という選択肢を現実的に考えることになりました。
次の記事では、アルバイト中の痛みに耐えられなくなり、再び医療機関を受診したときのことを書きたいと思います。
※この記事は、私自身が高校生の頃に経験したことを記録した体験談です。側弯症の症状や進路への影響には個人差があります。現在の側弯症の診断や治療については、医療機関などの最新の情報をご確認ください。