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日本の歴史と伝統を護る会のブログ

主に当会ホームページにて紹介している記事を再掲しています。

 日本史上初めて、実測によって日本全土の地図を作成した伊能忠敬。幼い頃より算術が得意で、医術・天文・暦法等を学んだ。50歳の時家督を長男に譲り隠居する。しかしその後も江戸に出て再び天文学を学ぶ。時代は洋学が盛んで忠能が学んだのは西洋暦学であった。
 この時代は、ロシアの艦船が日本の近海に出没しており、これを危惧した江戸幕府は蝦夷地把握を課題としていた。忠能はこれを知って蝦夷地地図作成を計画、自費で蝦夷に渡り数ヶ月にもわたって測量した。若い頃の土木知識と経験も手伝って詳細な地図を幕府に献上した。

 幕府はこの地図の出来に満足し、忠能に全国の測量を命じてこれに従事する。忠能は72歳で世を去るが、後この測量結果を元に弟子達が「大日本沿海実測全図」「大日本沿海実測録」を完成させる。

 ロシアの代表的な地理学者・クルーゼンシュテルンは、忠能の日本地図を見て「日本人、我を征服せり」と驚嘆したと言う。

$日本の歴史と伝統を護る会のブログ-伊能忠敬
(伊能忠敬肖像、千葉県佐原市伊能忠敬記念館ホームページより)

クリップ公式サイト「日本地図を作った伊能忠敬