オレはクロスケ。
バレエを熱心にする
ご主人様はバレエの先生に
うやうやしく
トウシューズを履きたい。
とお願いした。
すぐに断われると思いきや
ハイどうぞ
気軽に了解した。
さらにバレリーナらしくなると
ご主人様は喜んだ。
ところが
バーから手を離してそろそろと
歩き出すが爪先立って歩くことが
出来ない。
そこで
先生から特訓を命じられる。
安定した爪先立ちをするため
足の甲を出すにはまず踵を上げる。
そして足首を前に出す。
さらに
徐々に腰をおろす姿勢にかえる。
この姿勢はそう続かない。
ご主人様は大分疲れているようだ。
今度は
立ち上がることが容易ではない。
前途多難であるが
オレは応援する。